Studio Born Conduction
home works blog contents
おいしいレシピ

個別エントリー表示

おいしいレシピのトップへ
« 子ヤリイカと新米の いか飯 マコモダケと山の舞茸 »

2008年09月27日

むれおうふうせんだけ

信州に、きのこの季節が訪れた。あのマツタケも、この時期だけは地物が並ぶ。私は、高価なマツタケを上手に料理する自信がないため、滅多に自分で買うことはない。最高級の牛肉もそう。少量ならいいが、がっつり しっかりとサーロインを味わいたい時は迷わずプロの店へ出向く。

軽井沢に暮らしていると、様々な種類のきのこが日常的な食材となっていることに気づく。しいたけ・しめじ・エリンギ・えのき・舞茸・マッシュルーム・なめこはいつでも当たり前のようにあり、更に、さすがは信州!と感じるラインナップが加わる。原木のしいたけ・やまぶしたけ・ひらたけ・とらさんえのき...うーん、今はド忘れして名前が出てこないが、とても美味しいきのこが他にもいくつか。そして、この時期になると”山の天然きのこ”が加わって、スーパーの売り場でさえ きのこコーナーが入口近くに移動してしまうのだから、きのこ好きにはたまらない。

私はこの地に暮らして”春の山菜”が好物となり、自ら山菜取りにも行くようになったが、きのこ狩りには手が出ないでいる。知識がないので怖いのである。八ヶ岳倶楽部の林には、色鮮やかなタマゴタケやムラサキシメジがごくごくフツーに自生していたが、「美味しいよ」と手渡されても口にすることはできなかった。私にとっての”山のきのこ”は、スーパーに並んだり、信頼できる店で調理されたもの。今のところはそのような食材だ。

10月に入れば、ちょうど”お鍋”が恋しくなる寒さに。山のなめこ・くりたけ・むらさきしめじなどを豪快に入れて特製きりたんぽ鍋を楽しんだり、ササッと焼いて香りをたたせたり。山のきのこは、歯ごたえも香りもしっかりしているので、なんだかとても元気をもらえる気がして。

08.09.27.むれおう ふうせんだけ.jpg

そして、珍しいものとの出合いも待っている。今シーズンはじめてお目にかかった”むれおうふうせんだけ”。マッシュルームを大きくしたようなルックスで、タイのグリーンカレーでお馴染み フクロタケの食感に似ているだろうか。シコシコと食べ応えがあり、美味しい。今回は、昆布だしに、酒、しょうゆ、砂糖を加えた癖のない汁物にしたが、少し煮すぎてしまったため むれおうふうせんだけ本来の香りがわからなくなってしまった。このきのこは、強火で炒めても美味しかったに違いない。きのこの季節はもう少し続く。また変わったものに出合えると、いいなぁ。

posted:2008年09月27日 20:03 | Category (おいしいもの)

コメント