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2008年03月27日

フキノトウには甲州ワイン

08.03.27.ふきのとう.jpg

庭のあちこちで、フキノトウの蕾が見られるようになった。毎年、少しづつだがその数が増えている。気兼ねなく食べられるようになってきたことが、嬉しい。

定番だけど、やっぱりフキは、ふき味噌と天ぷらにして食べるのが美味しい。信州の味噌と日本酒を使ってふき味噌を作り始めたら、リビングが爽やかな春の香りに包まれていった。

世界の都心部を中心に広がる和食だが、今年はじめには新たな動きがあった。

ー和食にしっくり馴染むワインがない。日本でもワインが作られているというではないか!ならば輸入しましょうー

という動きだ。これまでも、海外のレストランへ日本のワイナリーが少量のワインを納品したことはあった。だが、”輸出”という正式なものではなかったと思う。私が、フキノトウをはじめとした山菜(これこそが春の醍醐味!)に合わせて飲みたいのはお隣 山梨県で古くから栽培されてきた”甲州”という葡萄からなる白ワイン。地元では、今でも一升瓶で売られるほど地酒の趣があるものだ。甲州の畑をたたんで、欧州葡萄品種(カベルネやシャルドネなどメジャーな)に変えていった畑も多かったと思うが、やはり原点の甲州に還ろうとしている。

日本の航空会社も、機内でサービスするワインに、いよいよ国産物(第一号は小布施ワイナリー)をチョイスしはじめている。好みの地酒に出合ってから、それが生み出される産地に興味を持って旅に出ることは多いのではないだろうか。旅とは、その地の食を堪能することでもあるから。

地球温暖化の影響で、日本で栽培する葡萄品種にも様々な予測不能な影響が出ていると聞く。だが、もともと日本は高温多湿な国だ。それだけは数百年先も変わることがないように思える。「地のものはおいしい、だから食べる」日本は黙っていても草木の生い茂る国である。それは、世界から見たらとても恵まれた環境であることに気づく。

posted:2008年03月27日 16:45 | Category (おいしいもの)

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