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Born Conduction Life in 軽井沢

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2010年04月28日

辛夷が15の蕾をつけた!

キッチンの窓から眺めてきた辛夷の冬芽が、時折訪れる束の間の暖かさに膨らんできた。この辛夷は、もともとこの地に自生していたもので、”2007年”から蕾(つぼみ)を”ひとつだけ”つけるようになった。「幹回りが10cmを超えてくると、花を咲かせる!」家を建てている頃、誰かがそう言っていたっけ。
2007年の春に蕾をひとつ...なんてことが正確にわかったのは、この日記のお陰。何気なく記録してきたことが役立つ時がやってきた。

肌寒さが続いても、日に日に存在感を増してゆく木々の枝先。冬芽は、子供が大事なものをギュッと握りしめた小さな拳に似ている。流し台から身を乗り出して、そんな冬芽に目を凝らしてみる。冬芽の中でも一際大きいのが、花の蕾だ。昨年まではたったひとつしかなかった辛夷の蕾が、数えてみると、なんと15もあるではないか!コナラが初めてどんぐりの実をつけた時のように、飛び上がるほど嬉しい。

木は、植物は、不思議だなといつも思う。ある時を境にして、急に成長するからだ。でも、考えてみたら自分自身もそうだった。小学校を卒業するまでは背も体も小さくて不安に感じてきたが、中学に入ってからはそんな心配をする暇もなく、もの凄いスピードで成長していった私。たった2年間のうちに背は15cm以上も伸びて、今に至っている。

生き物として考えた時、果たして早熟が良いか、晩熟が良いか?はわからない。ただ、連日のように薪割りをしていると、同じ楢の木であっても年輪の様は異なることに気づくのだ。同じ山に育っても、隣り合わせに根を下ろしていても、そして一本の幹から枝分かれした親子であっても、送ってきた人生はそれぞれ違うものになるのかなと。

10.04.28.裏の辛夷 15個の蕾.jpg

まだ日も傾いていない時刻なのに、辛夷の蕾はモノクロームのなか。開きはじめた花びらの”白”がわかるのが幸いだ。春らしさに包まれるには、きっと、まだまだ日差しが足りない。

明日から連休に入る方も多いと思う。軽井沢は例年よりずっと肌寒い!暖かくしてお越しください。


posted:2010年04月28日 16:37

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