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2010年03月25日
氷に包まれた 冬芽
昨日から降り始めた雪は、気温の変化でミゾレになったり、雨になったり、はたまた雪になったりを繰り返していた。今朝は、”雨氷”が作り上げた神秘的な風景が広がって。

雨氷は10年に一度くらいのペースで起こる珍しい現象と聞くが、今シーズンは何度もお目にかかっている。あらゆる電線は滴ごと凍りついて、朝から運転を見合わせる信越線。こんな日でも、新幹線は問題なく走っているというから不思議だ。車道はシャリシャリのシャーベット、春休みの静かな歩道はスケートリンクと化した。美しい雨氷の日は、乗り物に乗らずにただじっと眺めているのが幸せだ。
風にも揺れることができない”かたまる”木々に近づいて、雨氷の姿をしばし観察。すべてがすっぽりと氷に包まれて、その透明さに驚いた!春に向けて伸びた枝先は鮮やかに赤く、氷で角のとれた枝は”幼い鹿の角”によく似ていた。

膨らみかけたシャラの冬芽も、氷の中。痛々しい気もするが、これも春を迎えるための試練のひとつ。

ちょうど一年前の今頃は4t分の薪割りも完了させて、のんびり春を待つだけの身だった。しかし、今年の場合は勝手が違う。雪は多いし天候も不安定、現に丸太の配達は遅れている。今日のような悪天候では薪割りなど到底できないのだし、「こんな年もあるさ!」と流れに身を任せるのが良さそうだ。空には決して逆らわず、空模様に自分の行動を合わせる暮らし方を心がけてきたら、厳しい自然が時折見せる美しさと共有する時間が増えてきた。
posted:2010年03月25日 16:49



