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2009年06月07日
楽しい 夏の庭

一気に7月下旬の陽気となった今日。辺り一面に響き渡るカッコウの囀りと蝉の合唱が、夏気分をいっそう盛り上げてくれる。今日も、ヤマガラがニレケヤキの苔を取りに来るのを ひそかに楽しみにしていた。だが、その気配はなさそうだ。彼らが忙しく往復していた先へ行ってみると、落葉松の幹に提げられた(ご近所さんが作ったらしい)巣箱があり、そこからピヨピヨという雛の鳴き声が聞こえてきた。苔はこれから巣を作るためのものと思っていたが、それでは遅すぎるというもの。雛のためのベッドとして、苔を使っているようだ。シーツを頻繁に交換する、綺麗好きの親たち。
家のまわりを歩いていると、時折 その美しさにハッとさせられることがある。自然が作り出す風景こそが、庭づくり最高のお手本。ただ日を求めて枝葉を伸ばしていった結果なのだろうが、こんなにドラマティックな植栽の配置となるのだから、頭が下がる。

日が傾いて、心地よい木漏れ日に包まれるデッキで夕涼みをはじめた旦那さんが、リョウブの根元の草が小刻みに揺れているのを見つけた。二人ともかがんで、ふかふかの地面という同じ方向をジーッと見つめ続けて数分、モクモクと地中を動き回る小動物の存在に気がついた。「もしかして、庭に同居している蛇のジムグリ?」と思ったが、それでは動きが小さすぎる。暫く目を凝らしていると、彼らに捕まらんと逃げるミミズの姿が。ミミズを追うようにして、枯葉の間から「しまった!」と言う感じで一瞬出てきたのが、小さなピンク色の鼻と特徴的な手を持つ小動物 モグラであった。それも二匹だった。時刻は午後4時、ちょうど夕食の時間なのだろう。小動物が何かを知って、旦那さんもご満悦の様子だ。
今日は月のある夜でもある。夜になれば、昼間は寝ているムササビとフクロウの行動時間。ここの夏は儚いほど短いが、心を揺さぶるような楽しみをくれるには充分な時間と言える。
posted:2009年06月07日 17:16



