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Born Conduction Life in 軽井沢

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2009年06月06日

鳥と木の いい関係

梅雨の最中に訪れる晴れ間はありがたい。浅間山は裾野まですっぽりと雲で覆われているけれど、雲間から日差しが差し込めば、雨に濡れた木々はキラキラと輝いて眩しいほど。窓を開けて、新鮮な空気を部屋の中へ取り込もう。家の中の空気は”排気ガスに触れないから、それほど汚れない”と思いがちだが、こうして星が常に循環させている空気に触れると「明らかに、清らかで、違う」ことを知らされる。デッキの表面にできた水溜りを、太陽の熱が蒸発させている。窓から流れ込む空気は梅雨時特有の重さを持っているが、様々な草の香りが鼻腔をくすぐって楽しい。

今日一日、雲が完全に消えることはなさそうだが、少しの晴れ間も無駄にはできない。洗濯物を外へ出したり、引っこめたりを繰り返す合間に近くを散策したり、庭の手入れをする。雲行きに合わせるという表現がぴったりな午後である。

珈琲で一息つくと、私と似たような過ごし方をしているものを見つけた。野鳥である。晴れ間が出てから、ひっきりなしにニレケヤキを訪れているが、その理由は何だろう?デッキに腰かけて眺めてみると、常につがいで行動していて、巣づくりの真っ最中であることがわかった。ニレケヤキの幹についた”苔”を嘴で集めているのだ。器用である。以前、雨戸の戸袋にシジュウカラが大量の苔を集めて巣にしようとしていたことがあった。その時も、ここの鳥たちはなんて山国らしい家(名づけて モス・ハウス)を作るのだろうと思ったものだ。一人では、どうしたって動きことのできない木にとっても、ありがたい共存の関係。湿度の高い土地では、風通しのよさが心地良さや健康に繋がっていくように思う。苔蒸す...という現象を日常的に感じる環境で暮らしているから、なおさらかもしれないが。

09.06.06.ニレケヤキの苔で巣作り.jpg

デッキから地面へ降りると、見憶えのある穴を幾つも見つけた。写真を撮ろうと思って穴を覗き込むと、まさかのタイミングで長い舌を出したからびっくり!ジムグリという名の蛇である。高原の夏は、生き物が命を紡ぐための季節。様々な生き物と、共に生きていることを実感する日々が続く。

posted:2009年06月06日 21:00

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