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Born Conduction Life in 軽井沢

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2009年05月13日

花の居心地

09.05.13.ウワミズザクラ 一週間早い満開.jpg

高原に初夏が来たことを告げる清楚な山桜(ウワミズザクラ)が、例年より一週間ほど早く満開に。初々しい葉とともに、桜とは思えぬ白いブラシ状の花が光輝いている。夏が終わり、秋の気配が漂う頃に庭を彩るサラシナショウマにもよく似ている。ウワミズザクラは、我が家にも株立ちの大木があり、それを毎朝眺めながら顔を洗うのが日課である。山桜に限らず、山で咲く落葉樹が「私は○○です」と主張するのが、花を咲かせる時。その一週間と言っても過言ではない。花が消えれば、それは山肌や雑木林を構成する緑の一部分となる。だから、落葉樹の花はじっくりと、目に焼き付けるように眺めてしまう。ここが、草花とは違うところだ。

石垣で逞しく生きる、蝦夷チチコグサの花。散策を楽しむ人が、よくこの花の前で立ち止まっている。地を這うように咲いていたこの花も、今シーズンはずいぶん背丈を伸ばした。日当たりの良過ぎた我が家の庭が、木陰に変わってきた証拠でもある。

09.05.13.背丈を伸ばすエゾチチコグサ.jpg

ここ数日は、朝晩の冷え込みが厳しい。今朝は、氷点下1℃の朝だった。日中の最高気温も15℃前後だから、そこに流れる空気は精涼感たっぷりのもの。肌寒いが、大陸を渡ってきた空気はカラリと乾燥しているので日の光の下ならすこぶる快適だ。この一日の気温差こそが空気をより澄み渡らせ、新緑をこれでもか!という光で包みこんでくれる。あまりの心地よさに、デッキで華道のおさらいを始める。しかし、眩しすぎて集中できない。目の前の花より、その先で風に揺れるカツラをずっと眺めていたい気分だ。

09.05.13.デッキで生け花.jpg

この花の居心地を考えてみると、やっぱり室内。一度切られた花に直射日光は似合わないようだ。

09.05.13.生け花は室内のもの?.jpg


posted:2009年05月13日 17:55

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