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Born Conduction Life in 軽井沢

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2009年04月28日

動かぬ桜に考えさせられて

明け方の気温は-4℃。霜注意報が大袈裟でないと知らされた朝だった。この時期の我が家に窓から差し込む日の光は高く、しっかり”日向”と感じられるのは午前中の数時間だけ。だから、窓を開けて外の暖かさにびっくりすることがある。特に午前中は、室内より外の空気の方が各段に温かく、やわらかく、やさしい。温度だけでは作り出せない、日だまりの成せる技だ。

今日は車にノーマルタイヤを4本積みこんで、タイヤ交換にでかけた。何かと忙しく、今シーズンは履き替えが連休の始まる前日である。雪の少なかった今年は乾いたアスファルトを走り過ぎてしまった。路面に吸いつくように音をたてて走るタイヤに「ごめん、ごめん!」。浅間山は今日も雪化粧、裾野を彩る若葉の緑色もゆっくりペース。

09.04.28.薄すらと雪の浅間山.jpg

満開の桜は見逃した佐久市の長野牧場。ピンク色の花は残すところ僅かとなったが、その代わりに薫風というべき清々しい風が桜並木を駆け抜けていた。

09.04.28.長野牧場の桜並木.jpg

足元の緑も鮮やかとなり、上からも下からもみんなで春の訪れを歓迎しているかのよう。葉桜となった老木の幹は木と思えぬほどゴツゴツとして、色合いといい まるで噴火によって生まれた浅間石そのもの。地面に目を向けるとそこには、散った桜の花びらが敷きつめられていた。花吹雪もあったのだろうなと、その様子を想像してみる。根を下ろした樹木はひとりでは何処にも行かない、行けない。終の棲家は此処だ。

09.04.28.長野牧場の葉桜.jpg

現在、人はあらゆる手段を使って移動ができる生き物となっている。
今日、新型インフルエンザ(豚インフルエンザから変異した)の警戒レベルは3~4へと引き上げられた。火山活動を示すレベルと同様に、3と4の違いは大きい。鳥インフルエンザと比較してみると致死率ははるかに低いと言われているが、ウィルスというものは目に見えない分、どの程度まで感染予防をしたらよいのか?その判断が難しいところだ。日本には花粉症という特異な現象がある為、幸いマスクを着けることもマスクをした姿が街に溢れた風景にも慣れきってしまっている。しかし、これは全世界的に見ると、やっぱりおかしなこと。こんな時こそ、簡単には風邪にかからないような体の持つ免疫力という力を信じて、食べ物に気を遣って暮らしていくことが大事だと思う。桜の老木を見ていて、動かぬものと動くもの どちらが良いのだろうと考えさせられた一日だった。

posted:2009年04月28日 19:43

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