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2009年04月23日
林で見つけた 赤い耳飾り
早春に咲く花はなぜか黄色が多い。マンサクの花もそうだ。しかし、錦糸たまごのような花が散った後のマンサクに、再び目を凝らすことは少ないかもしれない。この時期、マンサクには樹脂でできたような赤い花らしきもの(もしや雌花?)が出現する。「この正体が何なのか?」である前に、私はそのデザインに懐かさを覚えた。一昔のイヤリングやピアスには、こんな意匠や質感のものが多かったから...。

そして、雑木林の赤という共通点でユニークな存在をもう一つ。4月12日に見た、ツノハシバミの赤い雌花だ。林の中の赤い花は意外と目立たないので、歩きでないととても見つけられないと思う。虫のように無数に垂れ下がっているのが雄花で、秋には、これまたユーモラスな愛らしい角状の実をつける。

こんな感じで植物に近づいてみると、自然界は、紛れもなくデザインの宝庫だと再認識!興味を持ったら写真におさめ、自分の感覚を頼りにしながら調べるようにしているが、その過程がとても楽しい。ひとつの木であっても、冬芽の時・開花の時・展葉の時と別人のように姿を変えていくから、全体像を掴むのは至難の業。いつも見ている木なのに、その花にまったく気づかないでいることも多いのだ。
季節は巡る...年に一度という、それぞれのチャンスを運悪く逃したとしても、こちらが気づこうとしていれば、その時間は巡り巡ってやってくる。南北に長く、標高差にも富む日本という土地だから なおさら。
posted:2009年04月23日 18:38



