Studio Born Conduction
home works blog contents
Born Conduction Life in 軽井沢

« 春霞 目を凝らして | to Top | 欅のポツポツ その正体 »

2009年04月12日

満開の桜を愛でるには...

蕾のほころび始めた桜に導かれるように立ち寄った、長野牧場。遠目には咲きはじめたばかりに見えたが、近づいてみると既に三分咲き。ここにきて、ようやく春の息吹が感じられるようになった土地から来た者にとってそれは、無理なく綺麗だ、かわいらしいと思える対象だ。いきなり満開の桜のなかに身を置いたら、きっと刺激が強すぎるに違いない。だからなのか?早咲きのしだれ桜は、作りもののぼんぼりのように見えた。

09.04.13.長野牧場のしだれ桜.jpg

09.04.13.しだれ桜のアップ.jpg

しかし、その一輪に目を向ければ正真正銘の生きた桜。黒々とした樹皮・淡いピンクの花びら・けぶるような春の空という3つの偶然が、極上の眺めをくれるのだから嬉しい。

桜並木を抜ければ、眺めのよい贅沢な牧草地が広がる。艶やかな木の花もいいが、今の私は小さな下草に惹きつけられてしまう。地面にぐっと顔を近づけると、草やその小さな花の香りが鼻腔をくすぐった。土は温かく、草の間を流れる風は清々しく、小さな花は思いのほか甘い。

09.04.13.長野牧場のぺんぺん草.jpg

posted:2009年04月12日 16:58

コメント