« 期間限定の楽しみ | to Top | ペンキ塗り 時々 フレンチ »
2009年04月09日
リネンのシャツで 再会
今週に入ってから、最高気温を更新する日々が続いている。今日は昨日より暖かな、5月中旬の陽気に。明け方は霜注意報が出て-2℃と冷えたが、気温は19℃までぐんぐん上がっていった。
25℃を真夏と呼ぶ軽井沢において、今日は間違いなく夏日であった。冬用のアンダーウェアも、首周りを覆うタートルネックも不要な4月の第二週。私は迷うことなく、リネンのシャツに腕を通した。福島では、開花から4日で桜が満開になってしまったそう。佐久で見た蕾の桜も、この陽気では三分咲きまで進んだに違いない。
ゴールデンウィークを月末に控えた町の建築現場は活気づいている。自宅の近くに、我が家を建てた大工さんが来ていることは、なんとなくわかっていた。しかし、忙しく動く職人さんに声をかけるタイミングを見つけるのはなかなか難しい。完成が近づいてくると彼らの姿は見えづらくなり、ある日を境にパッと消えていくものである。それを知っているから、今日 棟梁と運よく出会えた時は嬉しかった!棟梁も気にかけてくれていたそうだ。今から8年前のこの家は、軽井沢でも数少ない、ひとつの現場であった。日頃は過去を振り返ることの少ない私。だが、当時の職人さんがみんな元気にしていると聞くと、途切れていた記憶が少しずつ繋がって様々なことが思い出された。
庭の中央に根を下ろすアブラチャンが黄色い花を沢山咲かせたことに気づいたのは、大工さんを見送った夕方。「これは、もしや」と思って家のまわりを歩いてみると、ふきのとうがすべて花に変化していた。今からふき味噌にするのは遅いだろうか?いや、苦さこそが醍醐味だ。今夜は芽吹きのエネルギーを、この土地のふきからもらいます。
posted:2009年04月09日 20:33



