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Born Conduction Life in 軽井沢

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2008年07月28日

夕立ちが変?

最高気温が29~30℃という日が連続して6日続いた。「軽井沢もいよいよ暑くなったなぁ~」夏の家で、そんな風に肌で感じている方も多いかと思う。暑さに比例して、こちらもおかしいなと感じるのが毎日起こる夕立ち。たかが”夕立ち”と一言で片付けてしまってはいけないほどの激しさで、大気の状態が特に不安定だった昨日に至っては、2時間におよぶ暴風雨に。強い風に落葉松は大きく揺れかしいで、雨は容赦なく建物を叩きつけた。窓にかかる水しぶきは船内から眺めのよう。リビングから、外で起こっていることをただ眺め、雨雲が去るのを待つしかない。悪夢...そんな言葉がぴったり。

片流れの屋根から落ちる雨の塊を北の窓から眺めてみたが、流れ落ちる雨の量より、その激しい音に驚いてしまった。沸騰したケトルが出す”怒涛”という湯の音のようである。北の庭で(今年の)春を告げたコブシは、早々と落葉をはじめていた。それが、連日の夕立ちで急かされるように葉を地面に落としている。こんなひどい空模様の時、鳥たちはいったいどこで過ごしているのだろうか?そんなことをぼんやりと考えていたら、コブシの枝に身を寄せている一羽の鳩を見つけた。穴の開いた蛇の目傘のような木をあえて選ぶなんて、雨に濡れることより身を隠す方が大事なのかもしれない。こんな時には、家というもののありがたさがよくわかる。夏の夜には”野生動物から身を守るため”と感じたこともあるし、極寒の冬では毎日が、紛れもなく”冬山のベースキャンプ (テント)”となる。人の生活には衣・食・住が不可欠なことを、異常な気象の中で痛感するなんて。いや、異常だからこそ かな。

08.07.27.凄まじい夕立ちの後.jpg

雷・大雨・洪水注意報が出るのが当たり前の一週間なんて、やっぱり変だなと思う。今日は昨日までの暑さとは一転して、明け方の気温は15℃と肌寒い朝。綿毛布だけでは肌が冷たくなって一度は目覚め、足元に置いた羽毛布団をしっかり被って再び眠りについた。日中も21℃が最高で、長袖でもちょうどいいくらいの陽気に。季節は秋へ先送りされたか、それとも梅雨時に戻ったか。そんな風に錯覚してしまいそう。道路には枝葉や青い木の実が散らばり、荒々しい水の跡が残ったままだ。

軽井沢は今、ユリの季節を迎えている。暗がりで咲くウバユリは自転車では通りすぎてしまうほど地味な花だけれど、歩きならこのユリの多さに驚いてしまうだろう。子供の目線なら、一風変わったお花畑に見えているかもしれない。透き通るようなレモン色のユウスゲを素通りしてしまう人は、おそらくいない。我が家のウバユリもあれほどの雨をかぶったというのに、無傷。強いものだ。昨日はつぼみ姿だったカサブランカが、この時を待っていた!とばかりに花開いた。老若男女問わずに、これだけサイクリングが楽しめる町も珍しい。明日からの空が、少しづつでも穏やかなものとなりますように。

08.07.29.庭のカサブランカ.jpg

posted:2008年07月28日 21:34

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