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2008年05月22日

楓の天井 涼しげな花

今朝はホトトギスではなく、カッコウの囀りで目覚めた。外の気温は5℃。室内は、高原の朝特有のひんやりとした空気に包まれ、朝日が作り出す障子明かりは寝起きの悪い私を変貌させる。自然光で目覚める朝は体に負担がかからない。この季節だけは、早起きの父の口癖「朝の空気を知らないなんて、まったく勿体ない!」に大いに共感するのである。カッコウの囀りを聞くのは今年はじめてのことで、今日がこれから真夏日になることがなんとなく予測できた。

08.05.22.真夏 26℃の木漏れ日.jpg

気温は午前中からぐんぐん上がっていった。そして、ついに26℃!という暑さに。自転車という乗り物は面白いもので、歩いていては気づかない微妙な起伏や傾斜をすぐに察知する。長い上りが続くと、今日は体調が悪いのか?と思うほど汗ばんで、自転車は押して前へ進むための”杖”となった。アスファルトの大通りから逃げるように一歩小路に入れば、どこかの高山へ迷い込んだかのよう。楓の天井は、強烈な日差しをフィルターにかけて木漏れ日を作りだし、吹き抜ける風の質さえも変えてしまう。梅雨はこれからだというのに、真夏の洗礼を受ける一日。

昨年秋に友人からいただいたヒメシャガが、あまりの暑さに蕾を広げ、さりげなく涼感を醸しはじめたことが心憎い。それぞれの花が咲く瞬間はいつも最高のタイミングであり、自然は真の演出家なんだなーと思ってしまう。写真では大きく見えるが、花の大きさは3センチ以下。それなのに、圧倒的な存在感を放っている。

08.05.22.初めて咲いたヒメシャガ.jpg


posted:2008年05月22日 19:04

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