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2008年05月13日
掌にカプチーノ
肌寒い朝と晩が続いている。からりと晴れた日はフクロウの深き声が夜の闇を支配して、何とも言えない安堵感に包まれるのだが、薪ストーブが要るほどの寒さが戻ってからはそれも消えた。落葉松やナナカマドの葉はすでに鬱蒼とした夏のもの。外で吹く風の強さは、これらの葉を通じてうかがい知ることができよう。それが夏だ。
今朝もまた、薪ストーブの温もりが残る中で目覚めた。ブラインドを上げると、デッキが水分を含んでしっとりとしている。風がいつの間に雨に変わったのだろう?低く垂れこんだ雲が、浅間山の裾野をすっぽりと覆っていた。雲と山肌の境目に目を凝らしてみる。すると、霧氷?いや、よく見れば薄っすらと雪がついているではないか。8時の気温は5℃くらいだから、山では氷点下になったに違いない。雲の隙間から一瞬だけ太陽が顔を出すと、様々な緑を着飾った山肌が照らされた。雨上がりの木々は、山は、どうしてこんなに光り輝くのだろうか。それが新緑なら尚更。

どうやら今日も雲が広がって、10℃以下の肌寒い一日となりそう。こんな日は温かい飲み物も冷めやすい。だから、いつものカップ&ソーサーはやめる。アメリカンサイズのマグカップにたっぷりのエスプレッソを淹れてから、70℃まで温めたミルクをホイップして蓋をする。フーフー言いながら、掌のカプチーノは体の中へ。飲み終えてから、部屋中がエスプレッソの香りに包まれていることに気づく。昨夜、風を知らせていたナナカマドには夏鳥 キビタキ(黄色が鮮やかなオス)の姿が。先週やってきたばかりだというのに、忙しく飛び回る日々だ。
posted:2008年05月13日 12:30



