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2008年03月29日

あっという間の木

08.03.29.あっという間の木 猫柳.jpg

春の空は不安定。昨夜は上空に寒気が入る前兆だったのだろう、厳冬の冬を思い起こさせる漆黒の夜空の中で、星々が光を放っていた。

そして今日は-3℃の肌寒い朝。最高でも9℃までしか上がらないというから、都心の桜を一気に満開まで導いた昨日の暖かさとはかなりのギャップ。空気は澄みわたり、雪化粧を繰り返す浅間山や黒斑山から冷たい空気が降りてくるのがハッキリとわかる。春霞に包まれた柔らかな景色とはまた違う、春山とも雪山ともつかない空を覗き見しながらキッチンで洗い物をしていたら、自分の目線より少し上でキラキラと光る銀色の蕾に気がついた。この時期は、日当たりの良い場所のコブシも産毛をたたえた蕾を膨らませているが、こちらは紛れもなくネコヤナギである。高さは3mを超えている。いったい、いつの間に!しかも、お隣さんの敷地から伸びているようだ。ネコヤナギは、正月を迎えるための生け花の中に必ずあったと記憶しているが、5.6年?いや2.3年のうちにここまで成長する生命力だ。春を告げるコブシよりも一早く咲こうとするのだから、きっと素敵な意味があるのだろう。

posted:2008年03月29日 23:22

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