« アルバムの厚さ | to Top | 冬の終わりに 祝のテーブル »
2008年03月06日
白い雪に思うこと
朝晩の冷え込みはマイナス10℃近く、日中の空気は再び5℃以下と冷たい日々。
昨夜は3月の夜空にしては鮮明に星々が輝き、早い時間から西の空に移動しているオリオン座を見つけた。真冬から劇的に変わった日差しや空の色と同じように、星の配置も季節が移り変わることを教えてくれる。夜空に浮かぶ光の点を、端から紐で繋げて星座にできたらどんなに素敵だろうか。
太陽光は、隙間を見つける天才だ。建物に設けたどんな小さなガラスも見逃さない。この時期になると、我が家のリビングは(高窓から差し込む昼の光だけで)30℃近くまで温められて、外気との差は25℃を超えるようになる。冬の洗濯物は乾燥した室内の調整役にもなるから、花粉症で悩む我が家には嬉しい現象だ。
こうなると、私は一日を同じ場所で過ごすことはやめて、ちょうどいい光に包まれる場所を探して忙しく移動するようになる。室内は空気が汚れることとは無縁な自然な暖かさで、その上 水道の水はキーンと冴えわたる冷たさ!そんな組み合わせだからこそ美味しいのが 冷たいざる蕎麦やアメリカーノ(エスプレッソの水割り)だ。その場所場所から眺める根雪はだいぶ減ったといっても、景色はまだ雪景色と言えるものだ。落葉樹は木々の根元まで光に照らされて、自らもエネルギーを根に注いでいる最中。雪の白さは光を効果的に集め、来月に迫った芽吹きを内から外からも後押ししているように見えてくる。
”雪は白い” いったい、それはなぜ? 子供の頃から、おそらくただの一度も疑問に感じたことはなかったことだろう。しかし、白だからの効果はきっと大きいのだろうなと今は思える。すべてはこの星が循環するため、役立つための、ひとつの現象なのだろうと。
posted:2008年03月06日 14:11



