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2007年11月26日
空は広く

11月の3連休が終わった。初日は寒い日だったがサイクリングを楽しむ方も大勢いて、道路は一時GWを思わせる混雑をみせた。土日は一転して小春日和のような暖かさになったが、車や人通りはグッと減った。クリスマスや年末年始を控えたこのシーズンは、日帰りのレジャーが多くなるのかもしれない。我が家も休日らしく、久しぶりにのんびりと過ごした。旦那さんはPCを閉じた手で斧を持って外へ。私はケーキを焼く。バターと砂糖の甘い香りが部屋いっぱいに広がっていった。
今日はご近所さんが挨拶にみえた。いよいよ明日、見事な苔庭からそびえ立つ落葉松を切ることになりクレーン車を呼ぶことになったため、その連絡をしてくれたのである。こういった一声が掛かる関係が築けたことは実に気持ちがいい。もし、我が家もクレーンが必要な枝うちがあれば、同じ手間で済ませることができるからだ。こちらにとっても、職人にとっても無駄がない。環境にもお財布にも優しい。車社会は近隣の人間関係が希薄になると思われがちだが、違う。
軽井沢で夕日を眺める時間はほんの僅かだ。この時期、私の住む場所では17:00頃になると夜の帳が降りていく。夕日と夜空が生み出す色のグラデーションに唯一つとして同じものはなく、木のシルエットが鮮明に映し出される様は下手なりにも絵筆を握りたくなるほど。だが、明日の今頃は、空だけでなく今日とは明らかに違う景色を眺めているだろう。いつまでも変わらぬ景色と思っていてはいけなかったのだ。この眺めから数本の落葉松が無くなっている...そう思うとすこし切ない気分。
2007年の軽井沢は”空が広くなった年”と記憶されるかもしれない。残念だけど、中低木を新たに植えれば良いこと。こればかりは仕方がない。
posted:2007年11月26日 17:13



