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2007年11月14日

今日もどこかで ほうきの音

信号が赤に変わり、私の運転する車はちょうど小学校の校門の前で止まった。小さな男の子と女の子が、大きすぎる”竹ほうき”を持って、門の隅っこにたまった落ち葉を掃いていた。それがとてもいい画!と感じて横目で眺めていたら、案のじょう目が合ってしまい、こんどはこちらを意識して恥ずかしそうに掃き始めたではないか。じろっと見てしまって、ごめんね。

遠景に望む北アルプスの山々には既にしっかりと雪がつき、今日の浅間山は粉砂糖をふったように薄っすらと雪化粧していた。今日は、タイヤ交換と落葉松掃除が終了してまずは一安心。
庭師が樹木の剪定をするのもこの時期で、歩いているとプロの仕事を垣間見ることができるから勉強になる。だが、今年の場合は台風の爪後が残ったままの場所もあり、雪の前にと伐採を急ぐクレーン車を目にする機会が多々ある。脆弱な土壌に植林された樹木が弱いのは仕方のないことだと思う。だからといって、草も生えない、地面を完全に封印するような行為はこの土地には不似合い。植物のない庭が心地良いというのは、非常に残念な感覚だ。餌となるものがない無味乾燥な空間に、野鳥などとても近づかないからだ。

落ち葉掃除が一日の始まりと終わりのようなこの季節。今日もどこかで、ほうきを掃く音が響いている。

posted:2007年11月14日 19:38

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