Studio Born Conduction
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Born Conduction Life in 軽井沢
避暑地軽井沢で骨に響く豊かな生活を目指して奮闘中。Yuuko のつれづれ日記。

2007年11月29日

冬の前に 保温グッズの充実

今年は”湯たんぽ”が空前の大ヒットなのだそう。過去最高となる原油の高騰が、昔からある良いものを見直すきっかけを生んでいるようだ。

私の幼少時代は湯たんぽが影をひそめ、代わりに”電気あんか”や”電気毛布”が幅を利かせていたように思う。あの昔ながらの金属製の湯たんぽは、茶色いゴム製の氷枕と同じような扱いで、手の届かない棚の上にしまわれていたと記憶している。その頃は熱が出たら氷枕ではなく、冷凍庫からアイスノンを取り出していた。そういえば、我が家の冷凍庫にアイスノンは無い。子供の頃はよく熱が出るものなのだろうか。

我が家の暖房は薪ストーブオンリーだが、そう決めた理由の一つが、室内の空気が汚れないことだった。薪の管理から、スイッチを押すだけとはいかない焚きつけの手間。それにかかる時間と労力をどう捉えるかだが、薪ストーブを焚いていると嬉しいことも多い。いつでも鉄瓶の湯が沸いているのである。ストーブトップで沸騰したお湯は、ガスや電気で瞬時に沸かしたものとは質が違うような気がする。本当に熱く、そしてやわらかくなるのだ。じっくりと温められることで、水の分子に影響が出るのではないかと思う(後でじっくり調べてみたい)。まぁ、そんなわけでいつもお湯がある状態になるから、ポットに入れたり、洗い物したりとても重宝している。トイレと給湯の充実が、その国の生活水準を測る目安にもなっているから、寒い時の温かいお湯は、特に豊かさの象徴と言えるのだろう。

薪ストーブが2台になったため、保温ポットも足りなくなってきた。愛用のアルフィ ノモスに続いて、今シーズンは同じくアルフィの携帯用ポット(トップ サーモ)を二人分そろえることに。いわゆるステンレス二重構造の魔法瓶は、冬だけでなく夏も役に立つから本当に素晴らしい発明だと思う。眠る前に沸騰してはいるが行き場のなかった鉄ビン湯の有効利用としては、セーターを着た今どきの湯たんぽを買ってみた。翌朝は、生ぬるくなった湯たんぽの湯で顔を洗う?うーん、これって映画 『幸せの黄色いハンカチ』 の場面。理にかなっている。

07.12.03.アルフィの新ポット.jpg

time : 16:39 | コメント (0)

2007年11月28日

冬の前に 身体のチェック

今まで大病にかかったことはないけれど、20歳の時ある病気で手術したことがきっかけで、それからの私は病院(検査)が好きになってしまった。血液は日頃の生活習慣を映す鏡と知ったし、新しくはじめたスポーツに順応しようとする脈(心臓)の変化に驚いたこともあった。病院というのは行きつけていれば、決して怖くない場所なのだ。逆に間隔が空いてしまうと、何かあるんじゃないか?と最悪のことばかり考えるようになって、出来たら行きたくないものに変わってしまう。

旦那さんが受けた健康診断の結果が、そんな状態の私を後押しした。指摘箇所のない健康体であったのだ。これは、私も健康でなければいけない。家族みんなが健康ならば、この冬は何でもできる!ということである。洋服や生活用品を冬仕様にすることばかり考えていた私は、さっそく信頼している病院へ行くことを決めた。なんとなく気になっていた身体の部位とその状態を告げ、それに関わるすべての検査を受けた。今の病院では、医師の診断は検査後まで引き伸ばされる。結果は白であった。
「確認できて ホッとしました」と診察室を出る。薬の必要もない。お大事にの言葉もない。あぁ、来てよかった。

息もせず、立ち枯れたように見える木々だが、近づいてよく見れば冬芽をしっかりと蓄えている。実りの秋が終わった瞬間から、作物の一年ははじまる。私が、長い冬の前に身体をチェックしておこうと思うのも、こういう理由から来ているのかもしれない。

time : 15:57 | コメント (0)

2007年11月26日

空は広く

07.11.26.ラヴィーンの落葉松今日まで.jpg

11月の3連休が終わった。初日は寒い日だったがサイクリングを楽しむ方も大勢いて、道路は一時GWを思わせる混雑をみせた。土日は一転して小春日和のような暖かさになったが、車や人通りはグッと減った。クリスマスや年末年始を控えたこのシーズンは、日帰りのレジャーが多くなるのかもしれない。我が家も休日らしく、久しぶりにのんびりと過ごした。旦那さんはPCを閉じた手で斧を持って外へ。私はケーキを焼く。バターと砂糖の甘い香りが部屋いっぱいに広がっていった。

今日はご近所さんが挨拶にみえた。いよいよ明日、見事な苔庭からそびえ立つ落葉松を切ることになりクレーン車を呼ぶことになったため、その連絡をしてくれたのである。こういった一声が掛かる関係が築けたことは実に気持ちがいい。もし、我が家もクレーンが必要な枝うちがあれば、同じ手間で済ませることができるからだ。こちらにとっても、職人にとっても無駄がない。環境にもお財布にも優しい。車社会は近隣の人間関係が希薄になると思われがちだが、違う。

軽井沢で夕日を眺める時間はほんの僅かだ。この時期、私の住む場所では17:00頃になると夜の帳が降りていく。夕日と夜空が生み出す色のグラデーションに唯一つとして同じものはなく、木のシルエットが鮮明に映し出される様は下手なりにも絵筆を握りたくなるほど。だが、明日の今頃は、空だけでなく今日とは明らかに違う景色を眺めているだろう。いつまでも変わらぬ景色と思っていてはいけなかったのだ。この眺めから数本の落葉松が無くなっている...そう思うとすこし切ない気分。

2007年の軽井沢は”空が広くなった年”と記憶されるかもしれない。残念だけど、中低木を新たに植えれば良いこと。こればかりは仕方がない。

time : 17:13 | コメント (0)

2007年11月23日

非の打ちどころのない

タイトルの次に続くのは...縫製という言葉。

patagoniaは自社のウェアを 「非の打ちどころのない 縫製」 こう語る。ここまで言い切れるというのは実に凄いことだ。クライミング、それもアルパインクライミングとの出会いは、世の中の素晴らしいパフォーマンス ウェア&グッズとの出会いでもあった。

なかなか山へ行けない状況にあっても、手持ちのシンチラベストやプルオーバー、R4ジャケット、ベースレイヤーといったpatagoniaのウェアたちは、これから日常的に活躍するようになる。

今夜は冷える夜だ。月明かりに照らされた地面が青白く、外は雪の日のように静まり返っている。連休初日であることを忘れてしまいそうだ。21:00の気温はわずかマイナス5℃と、ここ一番の冷え込み。11月の夜にしては真剣に薪を焚く。
だが、明日は打って変って小春日和になるという。新雪とは思えぬ積雪量に、早くも山が雪崩という悲鳴をあげるのではないだろうか。

time : 17:11 | コメント (0)

2007年11月21日

軽井沢も乾燥する

一年中、湿度に悩まされる土地というイメージがあるかもしれないが、この時期の軽井沢は乾燥する。それを知らせてくれるのは”肌と塩”である。石鹸を変えたわけでもないのに肌がカサカサするという旦那さんが、化粧水を貸してくれと言う。塩というのは、いつも湿気で固まっているのにこの時期だけはサラサラの状態になるから。お菓子の箱や袋に、これほどシリカゲルが入る国も珍しいかと思う。海を航るコンテナでもないのに...ちなみに捨てる時に迷いがちなシリカゲルは燃えるゴミ。

今シーズンから、庭の水辺鉢にいたメダカを室内の水槽で育てることになった。その水のカサが、最近みるみる減っていくのである。一週間にヤカン一杯だから約2リットル。今日のリビングの湿度は55%で、この数値は快適ゾーンに入っているが、高湿度に慣れた肌には少々厳しい。東京でまる一日過ごした帰路の新幹線(の洗面コーナー)でいつもギョッとするのである。顔色を、さらに悪くみせてしまう蛍光灯のせいもあるが、明らかにシワが目立っている。老けているのである。

この空気の乾燥状態は薪には非常に好都合だが、様々な危険もはらんでいる。木造建築がこれだけ多い地域では落ち葉焚きにも注意が必要で、鎮火を最後まで見届けないといけない。
『山火事注意』 『熊出没注意』 どちらもひやかしではなくリアルなのである。そしてもう一つ、看板こそないが決して忘れてはならないのが、『薪ストーブ注意』 軽井沢での火災の大部分がこれによると聞く。設置状況や焚き方に誤りがなければ、これ以上ないほどシンプルで高性能な暖房器具である。だが、その炎を見てほしい。ガスの炎の色 ブルーが見え隠れしているのだ。さぁ、これから落ち葉焚きをしよう!とした時、果たして庭のどこに枯葉を集めていくだろうか?建物の真横で燃しはじめる人はいない。おそろしく高温になる鋳物の塊は、できるだけ壁から離していつも目の届く場所に。それこそが安全で熱効率が良いと私は思う。炎は見るだけで満足と割り切れば”暖炉”という選択肢がある。これはインテリアである。暖かさを求めたいなら薪ストーブになるが、サブ的な暖房器具になる想定であっても、こちらは家具のような扱いはできない。薪ストーブとは和名であり、正式にはコンベクション”ヒーター”という。

広くて立派なリビングの角に設置された薪ストーブに家族が群がっている光景をこれまで何度も目にしてきた。どうしてそこに?というほど部屋の隅っこであることが多い。壁の内部が炭化(いずれ火災に発展する)の危険にさらされるだけでなく、せっかく集う場所がそこでは勿体ない気がする。太古の人々は不思議と活火山の近くで生活を営んできた。この地から発見される縄文時代の土器もまたそれを証明している。火は、今なお暮らしの中心なのだから。

07.11.21.薪ストーブの青い炎.jpg

time : 15:11 | コメント (0)

2007年11月19日

真冬並みの寒気 次々と

今日はここ一番の冷え込みで、朝10:00の時点でたったの1℃しかなかった。自分の目を疑いたくなるような気温だが、よく晴れている為それほど寒いとは感じない。軽井沢の明け方の冷え込みは-4℃で、今日は最高でも4℃までしか上がらない12月中旬の陽気になるという。

一週間のスタートは朝の露天風呂から。立ち上る湯気に、今日の冷え込みが気のせいでなかったことを感じる。

浅間だけでなく黒斑の稜線にも雪がべたりとつき、離山も頂上付近は霧氷したようだ。秋田では初雪でありながら30㎝の積雪だったという。冬の使者は次第に里へ。その日は刻々と近づいている。

time : 19:28 | コメント (0)

2007年11月17日

光がやってきた

07.11.17.光ケーブルとモミジバフウ.jpg

冬枯れの中で、ひときわ異彩を放つモミジバフウの赤い葉。風に揺れると今にも飛んで行ってしまいそうな最後の一枚が”木のてっぺん”なのだからツリーのオーナメントのよう。

奥に見える電柱にご注目。3本の電線のうち一番下が、3週間前に新たにひかれた”光”ケーブルなんです。インターネットも電話もTVも今よりずっと速く快適になる!というけれど、また速さに麻痺していくのだろうなぁと思うと怖いような...。

さて、今夜はしし座流星群!
オリオン座がリビングの真上にきたところで冬銀河を眺めに外へ出てみる。
吐く息は白くて長い。これからは星というものがいっそう身近になる季節!冬の到来を実感した夜になりました。

time : 20:40 | コメント (0)

2007年11月16日

セルロイドの眼鏡

今日、眼鏡を新調した。

ブティック・ラフォンにしよう!と半ば決めて店に出向いたのが、色々ななものを手にとってかけていくうちに、今までほとんど興味のなかったセルロイドに手が止まった。ショッピングは出会いと直感。それこそが買い物の醍醐味だ。

「こちらは3年間熟成させたセルロイドを使って、一つ一つ職人が削りあげたものです。職人の名は○○」プラスティックのフレームに慣れていた私には、その厚みと風合いが優しく感じられた。耳にかかるフレームに金属の芯が入っていないことに気づく。そこもまた新鮮だった。

しかし、セルロイドとは本来どういうものであったか。

調べてみると、天然の綿の繊維素を主原料として作られたニトロセルロースをもとにした合成樹脂で、石油化学製品ではないことがわかった。世の中に、石油化学製品であるプラスティックが誕生するまでの約50年もの間、暮らしの中に日常的にあったものである。そういえば、実家で見た万年質や筆入れ、下敷き、三角定規、湯桶やせっけん入れ、おじいちゃんの七三分け用のクシもセルロイドで出来ていた。もちろん、当時の日本人を象徴させる分厚い眼鏡はその代表格だろう。江戸時代から今なお高級なべっこう素材を生活レベルまでもっていった樹脂といえる。

今日は気温一桁台の底冷えする一日で、黒い雲に包まれた浅間山からミゾレ混じりの雪が舞ってきた。明日の朝はマイナス5℃になるという。
温もりを備えたセルロイドは極寒の地にこそよく似合う気がして、冬の間は私の良き相棒になることだろう。

time : 17:13 | コメント (0)

2007年11月14日

今日もどこかで ほうきの音

信号が赤に変わり、私の運転する車はちょうど小学校の校門の前で止まった。小さな男の子と女の子が、大きすぎる”竹ほうき”を持って、門の隅っこにたまった落ち葉を掃いていた。それがとてもいい画!と感じて横目で眺めていたら、案のじょう目が合ってしまい、こんどはこちらを意識して恥ずかしそうに掃き始めたではないか。じろっと見てしまって、ごめんね。

遠景に望む北アルプスの山々には既にしっかりと雪がつき、今日の浅間山は粉砂糖をふったように薄っすらと雪化粧していた。今日は、タイヤ交換と落葉松掃除が終了してまずは一安心。
庭師が樹木の剪定をするのもこの時期で、歩いているとプロの仕事を垣間見ることができるから勉強になる。だが、今年の場合は台風の爪後が残ったままの場所もあり、雪の前にと伐採を急ぐクレーン車を目にする機会が多々ある。脆弱な土壌に植林された樹木が弱いのは仕方のないことだと思う。だからといって、草も生えない、地面を完全に封印するような行為はこの土地には不似合い。植物のない庭が心地良いというのは、非常に残念な感覚だ。餌となるものがない無味乾燥な空間に、野鳥などとても近づかないからだ。

落ち葉掃除が一日の始まりと終わりのようなこの季節。今日もどこかで、ほうきを掃く音が響いている。

time : 19:38 | コメント (0)

2007年11月12日

広がる冬の空

07.11.11.冬の空16時.jpg

木々の紅葉を存分に眺めた後は、地面を覆う様々な枯葉を楽しんだ秋。

風に飛ばされた葉が、短い時間だが空を舞って地面へと着地していく。庭の木々もそのほとんどが裸になり、今まで葉や木に注がれてきた視線が、いよいよ空へ向くようになってきた。天高くそびえ立つ落葉松の”葉”の間から眺めていた空も、ここにきて急に広がりを見せている。これから雪が降るまでの間は、雄大な空の傘下に落葉松(という大木)があると感じることだろう。

写真は窓から仰いだ16:00の空。今日は上空に強い寒気があるようで、風が強く空気もとても冷たい。山は荒れていることと思う。今日の空に清々しさは感じられない。険しさも漂わせた冬らしい空だ。写真からも、その厳しさが伝わってくるのではないだろうか。

time : 17:34 | コメント (0)

2007年11月09日

日向ぼっこ

07.11.07.日向ぼっこ.jpg

薪のカートに乗って日向ぼっこをはじめたのは、通い猫のトラオ。今日も落葉松の葉は小雪のように降っている。

暫く続いた秋の晴れ間も今日で終わり。今夜から天気は下り坂であることを、きっとこの動物は察知しているのだろう。そういえば、ニュースで天気予報が流されない日はない。それだけ、明日の天気によって予定を立てている人が多いということ。私もこれから2時間ほど散歩に出る。

time : 13:02 | コメント (0)

2007年11月07日

いよいよ ±0へ

一歩外へ出れば、幾つかの葉っぱの上をカサカサと音を立てて歩く日々。針のような落葉松の葉とは今年も眠るまで行動を共にすることになる。だが、それを嫌と思うことはもうない。一年の中でこの週がくれるサプライズは貴重だ。心躍る瞬間に今日も出会う。

今日の最高気温は12℃ほどだったが、ずいぶん暖かい日だなぁーという印象を受けた。陽が当たってさえいれば上着など必要ない。気がつくと、夕方まで長袖のカットソー一枚で過ごしていた。

夜の冷え込みだけを考えて薪ストーブを焚きはじめたのは17:00。それから5時間が経過し、薪を足すことにした。窓を開けて用意しておいた薪を運び入れようとすると、部屋にスーッと入り込んできた冷気に驚いた!それがいつもと違うことはすぐわかる。確認してみると0℃なのである。22:00の時点でここまで冷え込む夜は今シーズン初めてだと思う。「いよいよ」という言葉がぴったりだ。薪割り、落ち葉焚き、植物の冬支度、タイヤ交換...冬の暮らしも6度目に入るが、雪に覆われる前にぜひとも片づけておきたいことをあげれば、ズラリ!まだまだだ。今週来週は急に忙しくなる予感。

time : 21:42 | コメント (0)

2007年11月04日

西の窓からの眺め

07.11.04.落葉松 西の窓から眺める.jpg

落葉した木々の冬芽が銀色に光るようになると、冬の到来を感じる今日この頃。散策していても、これまで欝蒼としていた通りが急に明るく、安全に(?)なったように思う。

リビングからの眺めも変わった。西窓の先に広がるのは、この秋最後を飾るコナラと落葉松の黄葉。内から見れば外も暖かそう。だが、そこには雪虫が飛び交い、冬の冷気がピーンと張りつめている。

time : 13:29 | コメント (0)

2007年11月02日

行き着くところ 天然

07.11.02.いきつくところ 天然毛.jpg

これまで、様々な素材のボディケアグッスを使ってきたが、そのどれもが天然を目指して作られたものであることに気づく。

天然のものは人の肌を傷めない。それぞれの風合いも個性的で画一的なものがないから、眺めていても楽しい。そして、何よりも驚くのは、その耐久性。豚毛のハブラシやボディブラシは長年使っているがマッサージ効果はピカ一で、ナイロンを凌ぐ寿命がある。海綿や溶岩石(軽石)もそうだ。

ここ最近になって、頭肌ケアをはじめとして、体の内側から綺麗になることが注目されるようになった。人は人である前に動物であるということ。男女を超えて、グルーミングの重要性が語られているように思う。野生動物に毛並みの整っていないものはいない。ブラッシング不要のフェミニンな髪型は確かに楽だが、ブラッシングを怠っていると、髪の艶やコシ、しいては肌のハリまでも消えていく。90歳になる祖母の髪が、母よりはるかに艶やかでふんわりと美しいその訳は、朝晩の手入れの賜物だろう。髪は女のいのちなのだという考えは今でも息づいている。

time : 15:17 | コメント (0)

2007年11月01日

赤い洋梨

ご近所さんが、フランス(パリ)から帰ってきた。

07.11.01.パリ土産 洋ナシ.jpg

そしていただいたのが、この赤い洋梨。WILLIAMS ROUGE #4410という素敵な名がついている。今年のフランスは寒い夏で、ここ数日は日中でも3~6℃としかなかったという。しかし、コートを羽織ってマルシェへ行けば収穫の秋。店に並ぶのは、紅玉や小粒のいちじく、洋梨、マッシュルーム、アーティチョーク...など色とりどりの食材。ふぞろいだがどれも味が濃く、驚かされたという。果物とキノコが旬という点では信州も同じだ。家庭での食事は美食の国といえども実にシンプル。9時をまわってもまだ暗い朝は、カフェオレとクロワッサンのみ。間食はほとんどせず、晩はポトフやキッシュで、食後のデザート(旬のフルーツのパイなど)を大事にするという。これが一般的な家庭の食事と聞くと、今の日本人は良く食べている(食べすぎている?)と思えてくる。

フランスといえば、香り。空港に降り立った瞬間から、どこからともなくいい香りがしてくるのだ。ウエットティッシュひとつとっても、品の良いフレグランスウォーターを使っていたりするから、香りというものがいかに生活に密着しているかが感じ取れる。その歴史とクオリティには到底かなわない。

time : 16:51 | コメント (0)