| 避暑地軽井沢で骨に響く豊かな生活を目指して奮闘中。Yuuko のつれづれ日記。 | |||||
2007年02月25日
湯島へ
気分転換に東京へ。
寒気が入って週末は東京も”真冬日”になると聞いていたが、それは東京感覚の表現だろうと鷹をくくっていた。しかし、これがホントーに寒かった!気温は5℃くらい。だが風も強く、都会の石畳は底冷えして冬のパリのよう。一度春になった東京にもう冬物はない、薄手だがコートを着てきて正解だった。気ままに歩き見たいものを見て、昼間からワインを飲んだり カフェでまどろんだりして。そういう、東京にいたころの当たり前が、今となっては非日常の楽しみになっていることに気づく。軽井沢に暮らし始めたころに感じた非日常感と東京での暮らしが、いつのまにか入れ替わったのだ。

湯島は私にとって懐かしい場所である。阿佐ヶ谷から勤務先の湯島へ通ったのは7年間。20代の、起きている時間のほとんどをここで過ごしてきたと思うと、今の自分への影響力は計り知れない場所だ。老舗と呼ばれて間違いのない店の、本当に美味しいものの味を再確認するように食べる。「割り下が少し甘くなったかな?」と感じるのは少なからず信州人の舌に近づいたからだろうか。
千代田線 湯島駅から地上に上がると天神下交差点。少し歩いてから湯島天神の境内を抜けるべく再び階段を上がっていく。夏場に男坂を一気に上がるとさすがに息が切れたが、振り返ったり汗を拭う余裕はない急峻さ。上りきると、この天神様がかなりの高台にあることにいつも驚いていた。京都 清水の舞台にも似た、東京ではなかなかの眺望だったに違いない。境内をとりまく梅はやはり見事で、白梅祭り最中の週末だったため(アド街の影響もあって?)大勢の人で賑わっていた。そんななか、さりげなーく東大マン研も似顔絵書きで出店!絶妙な空気を醸しておりました。
梅のあとは桜と普通は順々に花が咲いていくものだが、軽井沢の場合は一気に咲いてしまう。まず咲き始めるのはコブシ。今年は沢山咲いてくれるかな?そんなことを考える季節になりました。

2007年02月19日
久々に見る 霧氷した離山
昨日日曜は朝からどんよりと曇り、昼前から雪が舞い始めた。いったん剥きだしになった茶色い地面はみるみる白く染まって木々の枝にも着雪して、2月らしい風景に。さっそく薪ストーブを焚いて、暖かいリビングから雪の降る景色を眺める。贅沢な時間である。
大きな牡丹雪が降りてくる空を見て、「もしかしたら、この雪は積もるかも!」と期待する。だが次第に気温は上がり、いつしかミゾレ交じりに。夕方にはあっさりと雨に変わってしまった。期待をさせて裏切られたような気分になる...春の雪は移り気だ。
夜半から朝にかけては-3℃くらいまで冷えたようで、今朝は離山~三井の森までが見事に霧氷していた。久々に見る霧氷は今シーズンの場合はもう懐かしくもあり、いつもよりずっと綺麗に感じる。
12時(昼)現在の気温は2、3℃で、風もなく穏やかに晴れ。2月の平日の軽井沢は静かなる日々だ。今日のような風のない日はタイヤの音以外、音らしい音もない。そこに、我が家の節々がミシッときしむような音を立てる。木造の建物だから、昨日の湿度を払うように呼吸しているわけですね。部屋の湿度を見るとなんと45%!私も今日はこの乾燥に気をつけないといけません。青い空に美しい霧氷の風景が昼だというのにまだ広がっている。これから散歩に出て、じっくり眺めることにしましょう。
2007年02月15日
一転して 冬の嵐
昨日は「春の嵐」と言われていたけれど、夜には紛れもない冬の星空が広がった。このまま春になるとは到底思えない。そう感じていたら、今日は一転して冬の天気だ。雲の流れがはやく、風がごうごうと音を立てている。唐松が大きく揺れ粉雪が舞う様はまさに冬の陣。
新潟の、雪深い塩沢地方で織られるやまだ織りに”雪の中のきれ”と名のついた着物がある。裾にかけてのグラデーションがなんとも美しいものだが、どんな思いで織られ、染められていくのだろうと思っていた。昼間見た一瞬の雲の切れ間に、同じような気持ちを抱いてみたい。

2007年02月14日
春の嵐
昨夜は氷点下の冷え込みではなかったのにゾクゾクとした冷気を感じて、厳冬期並みにしっかりを薪ストーブを焚いて眠った。同じような室温でも肌寒く感じるのは、急に発生した濃霧で湿度が高くなったからだろう。
一夜明けて今日は曇ではじまった。庭を眺めると昨夜の霧で根雪はごく僅かとなり、剥きだしになった地面は霜柱の繰り返しで凸凹な姿を見せていた。ぬかるんだ地面を気にするのは3月下旬から4月でよいのに、もう既にチョコレート状の地面を気にする毎日。だからどうしても 「これが本当に2月の風景か」 と落胆してしまうのだ。午後には屋根を叩きつけるような強い雨が降り出して、軽井沢から”すべての雪が消えていく”勢い。積雪の多い地方でも、今日は雪でなく”雨”が降っているという。山では、もう雪崩を心配しなくてはならないのだ。一雨ごとに春に近づいているのか、それとも。
2007年02月07日
デザインバーコード
景色が急に春めいてきた。
借景にしている林の根雪は我が家の庭よりずっと早く融けて、今日は下草まで顔を出していた。望む浅間山も、そろそろ馬蹄形が出てくるのではないか?と不安になるほど薄い雪。例年の4月みたいだけど、まだ2月なんですよね。

日中は部屋中が光に包まれ、室温もぐんぐん上がっていく。観葉植物も多肉植物も、光を存分に浴びてこれまでの日照不足を解消している様子。私はといえば、この乾いた空気(我が家の湿度は50%くらい)を利用してせっせと石けん作りに励んでいる。強い紫外線はシアバターを入れてブロックです。


今日は、面白いバーコードを見つけた。↑の写真はカルビーの”じゃがりこ” 波打つバーコードはじゃがいもを運ぶ農道のイメージでしょうか?この他にも、一保堂のお茶、豆腐屋ジョニー、ZIMAといった商品のバーコードも面白くなっているようで、デザインもここまで来たか~と感激!考えてみれば、身のまわりにあるモノすべて誰かがデザインしているわけですね。いま手にしているモノ、身につけているモノ、口にしたモノ...。このバーコードは、毎日 無数のデザインと触れて暮らしていることをリアルに気づかせてくれました。
2007年02月06日
きりたんぽ鍋
なぜか無性に秋田のきりたんぽ鍋が食べたくなった。
私が”きりたんぽ”というものを初めて食べたのは、神楽坂のとあるお店でのこと。色白で綺麗なママが、出身地である秋田の料理をお酒の席の締めくくりにと出してくれたのだ。あっさりとしていながらコクのある黒いスープに、せりや舞茸、それに炭火で焦げ目をつけたきりたんぽが絶妙に絡み合って、体の芯から温まる味だったことを憶えている。それ以来、市販の比内地鶏のスープを使っては見よう見まねで料理するようになった。だが、やはり市販のスープでは味に限界がある。家の中で過ごす時間が多い今だからこそ思い切って、鶏がらスープを取ることからはじめてみることに。そのスープをベースにした私流きりたんぽ鍋は、コクがあり大満足の味となった。
料理は一手間かけることで劇的に美味しくなる。
一手間がかけられる季節(時)は、積極的にかけていこうと思う!
この秋田の鍋の本当に美味しい季節は...山の舞茸がとれる秋か?山菜のでまわる春か?いや、やはり米どころ秋田だもの収穫の秋か。どちらにしても、冬の長さは秋田も軽井沢も同じくらいでしょうか。

2007年02月05日
今年はこのまま春に?
週末の節分、翌日の立春の天気はまさに暦どおりで、嵐が春を連れてきたようだった。
今日明け方の気温は-8℃!庭の根雪が朝陽を浴びてキラキラと輝いている。だが、この厳しい寒さがくれる美しい現象も今年はあと何度見れるだろうか?そう思うと、しっかり目におさめようという気持ちになる。気温はみるみる上がって12:00現在で9℃!今シーズンは雪掻きも数えるほどで、最近では1日に何度も「春」という言葉を耳にするようになった。これほど楽な冬を素直に喜ぶことは難しい。間違いなく、地球は過剰な太陽光にさらされているという証がこの暖冬なのだから。

今から20年ほど前の軽井沢は、-20℃まで冷え込む日が何度もあったという。今朝は庭のヤマボウシに冬鳥 ツグミの姿を見て安心したが、昨年の秋頃から、ごくたまに我が家周辺にもスズメの群れがやってくるようになった。(写真)昨今の移住ブームで山が開かれ、樹木が減っていくのは仕方がないことかもしれない。しかし、「日当りが良すぎて暑い。クーラーをつけなければ!」などとという考えは安易すぎる。樹木を切ってしまったら新たに植えればいい。木漏れ日の恩恵にあずかれば、都心よりはるかに快適な高地の風が吹く。梅雨に入れば、冬のこの強い陽射しや乾燥した空気を貴重と感じるものだ。”郷に入ったら郷に従え”の精神が、その土地と仲良く美しいまま共存する秘訣ではないだろうか。



