| 避暑地軽井沢で骨に響く豊かな生活を目指して奮闘中。Yuuko のつれづれ日記。 | |||||
2006年09月29日
栗の美味しさ渋皮にあり!
散歩がことのほか楽しい季節となった。栗!である。歩いていると、栗のいがが沢山落ちていて家の周りにこんなに栗の木があったのかと驚いてしまう。早起きが苦手な私が散歩に出る時間には皆さんの栗拾いは終了しているかにみえる。だが、ありがたいことに熟した栗は一日中静かに弾けて落下してくるのだ。
栗もまた鮮度が命と聞く。
一晩水につけたものを湯がいて、皮を剥いて、食べる。生栗の調理法はそれしか知らない。食べてみたがやはり拾った栗、甘いと感じるまでの甘さはなく物足りない。では栗の渋皮煮にしてみたらどうだろう?あのモンブランに乗っているものだ。そう思い立ち、そのまま皮剥きにとりかかる。外側の皮を剥いて”渋皮”を破らないよう慎重に剥いていくのだが、指は負けていくし大変な作業!本来は生栗を渋皮の状態にしてから湯がくものらしいが仕方がない。やっと渋皮の状態になり、やれやれと再び湯がきはじめる。するとアクが...。3度ゆでこぼしてザルに取りあげると、綺麗だと思っていた渋皮がまた黒くなっている!大きな栗には冠動脈にようなものまであり、もう何事ー!!と、調べてみるとこれらも丁寧にブラシで取るようにとある。ここまできてやっと味付けに入る状態になるのだ。いやぁ、想像していたよりずっと手間がかかる。しかし、手の中の一粒の栗を見よ。キラキラと光っているではないか。
さて、これからやっと味つけに入っていくが、グラニュー糖とブランデーが主流のようである。マニュアル通りではつまらないので、渋皮に負けないよう私は”黒糖とコニャック”を使うことにした。煮含めて完成したばかりの渋皮煮を口にふくんでみると、ただ茹でた栗とは雲泥の差の美味しさ。栗は渋皮こそが旨みと知る。驚いたのは翌日、冷蔵庫で一晩おいた渋皮煮はまさに一皮剥けた美味しさであった。
この季節、日本で世界で、いったいどれくらいの人が私と同じように栗と格闘しているのだろう?もう二度とやるまいと思った栗の皮剥きだが、またやってもいいかなと思い始めている。次回からは、くりくり坊主という専用ピーラーを使って。

time : 18:13 | コメント (0) | Trackback (18)
2006年09月24日
久しぶりの八ヶ岳倶楽部
抜けるような秋の空!
こんな秋晴れの休日を家で過ごすのは勿体無い。お昼を過ぎるともう居てもたってもいられず、仕事漬けの旦那さんを助手席に乗せ、思い切って八ヶ岳倶楽部の林へ向かった。今年こそコアジサイの咲く風景を一目見るゾと思っていたのに、またもや機会を逃し、秋になってしまった。コアジサイはいつの日にか見ることができよう。
”近くても遠い”それが私の八ヶ岳倶楽部だ。久しぶりに見る林はまだ夏のように青々としているが(軽井沢の方が紅葉は早い)やはり美しかった。中庭からステージへ走らせた新しい木道も周囲の風景ととけこんでいたし、流石と思わせるものがある。「そう客観的に見れる○○ちゃんが羨ましいよ」とスタッフに言われ、そうか、それほどこの夏も忙しかったのかと察してしまう。ちょうど一年前、中庭で自分が働いていたころは次々と入荷する野草や樹木が目にも新鮮、魅力的でこぞって買い求めていたことを思い出す。が、今こうして見ても不思議なくらい欲しいものが見当たらない。充分すぎるほど庭に植えてしまったせいか?目が肥えてしまったせいか?せっかく旦那さんを気分転換に連れてきたのに、林を歩いていると携帯で呼び出され車中でメールを書くという。田舎のため無線LANも繋がりにくい、そのため一層イライラモードになってしまったようだ。。
来たばかりなのに、もう帰りたいという。かわいそうである。せめてと思い、眺めが良く、実は10:00からの”朝食”が美味しいと評判の”まきば”へ寄ることに。席に着くなりパノラマ図と双眼鏡を持ってきてくれた。牧草をかむ牛や羊の群れを眺めるのはなかなか楽しい。群れから外れた場所に3頭の動物を発見!鹿である。牧草が食べたくて柵を乗り越えているのだ。この建物からは瑞垣山や小川山も驚くほどよーく見えて、八ヶ岳を背にしてしまったのがちょっと惜しいなと思う。旦那さんは”まきばバーガー”という名物の巨大なハンバーガー。私はポトフを頼む。どちらも豪快な料理なのだが、素材がとても美味しくて大満足!お土産にポトフにも入っていたスモーク加減も味も○なフジザクラベーコンを買って、運転し始めるとすぐに夕暮れが迫ってきた。早出をしないといけない季節になった。
time : 16:17 | コメント (0) | Trackback (17)
2006年09月23日
本を片手に 果実片手に
今日も秋晴れ。家の中は陽の光だけでポカポカと暖かいため軽装のまま外へ出ていく。すると、えっ?と一瞬自分の感覚を疑いたくなうような冷涼な空気が肌をさした。気温は最高でも14℃という。ということは朝の最低気温は10℃を下回っているはず。たった2日間家を留守にしただけなのに急に冷えてきている。見れば、庭のリョウブや山桜そしてシャラも2日前よりずっと紅葉が進んでいる。日当りの良い場所のツリバナは真っ先に紅葉し早々と散り始めているものもある。
穏やかだが涼しい風が吹きはじめ羽織を取りに玄関に向かうと、真っ赤な楓の葉が空を舞ってハラリとデッキに着地した。放っておけばカリカリに乾燥してしまうその美しい葉を手に取る。押し花ではなく今のこの状態をもう暫く見ていたい!と思う。即興で思いついたのは水の中に封じ込めること。夏はシダや青々とした楓を同じように飾ったものだが、紅葉した葉は特別美しく見えた。夜にはキャンドルを浮かべよう。

昔から”読書の秋”というが、そう意識せずともこの季節になると無意識のうちに本を片手にしていることが多い。夕方、つるべ落としのごとく どっぷりと日が暮れた後はまだ薪ストーブを焚く必要もなく、自由な時間がたっぷりと残る。ありがたいほど夜が長いのである。今夜はいろいろな果物が食後のテーブルを飾っている。今年初の紅玉に初めて食べる南水(長野で交配された和梨の王様)、ぶどうは中野の完熟巨峰、山梨の甲斐路&ロザリオ・ビアンコ。どれも芸術品のように手塩にかけられた美しくておいしい果実たちだ。
time : 19:21 | コメント (0) | Trackback (15)
2006年09月20日
見事な秋晴れ
ようやく台風が去り今日は素晴らしい秋の空が広がった!からりとした空気が心地よい。この時期になると少しずつリビングに陽が差し込むようになり、その眩しさに毎年のことだが驚いてしまう。あらためて、光というものの強さ、美しさを感じて、その恩恵にあずかる日々に感謝の思い。
軽井沢に暮らして丸4年が経つが、この夏ほど”蚊”に悩まされた年はない。庭ではなく、家の中での話である。雨がよく降ったからなのだと思うが、こうしている今もまた気配を感じる。痒さは我慢できるが、ブーンという不快な音にはイライラさせられる。9月も下旬になるというのに今夜も蚊取り線香を焚くのか。やっぱり今年は変?
time : 21:27 | コメント (0) | Trackback (18)
2006年09月14日
冷たすぎる この秋雨
雨降りが続いています。秋の雨は長く冷たいものですが、どう考えても寒すぎる!と思っていたら、ここ2、3日は10月下旬の寒さだったようです。明日からは平年並みに20℃くらいまで上がる予報で、やはりまだ秋。安心しました。今年は梅雨時期に雨が多く、今まさに出回りはじめた巨峰も良くないのでは?と素人考えをしていました。しかし、梅雨が明けてから成長する巨峰にとって今年の夏の晴天は好都合!糖度はぐんぐん上がって最高に良い年になったそうです。中野産の大粒な巨峰を口に入れてみると、ホントーに美味しい!おろるべし信州中野であります。秋は美味しいものがいっぱい。今夜は秋刀魚を焼いて、いくらの醤油漬けも仕込みましょうか。詳しくはおいしいレシピで。
time : 20:50 | コメント (0) | Trackback (102)
2006年09月10日
ちらほらと紅葉はじまる
早くしないと秋になっちゃうよ!
と、一向に色づかないブルーベリーの実を急かしてみたものの、今年の長雨が影響したのだろうか。まだ熟していない実まで一緒に紅葉をはじめてしまった。いよいよ昼夜の寒暖の差が出てきた。

time : 18:59 | コメント (0) | Trackback (19)
2006年09月06日
祝 親王ご誕生
今日、紀子さまが無事に男子を出産された。皇室典範改正案も立ち上がるなかでの10ヶ月間は、皇后さまがおっしゃっていたように大変な心労の日々であったと思う。しかも、考えてみれば39歳という年齢での出産なのである。純粋に、秋篠宮家は家族が5人になった喜びを感じていると願いたい。近年、女の子の出生率が高まっていると聞くが、それは生物的に危機的状況に陥っているからという説もある。日本中が祝賀ムードに包まれた今日9月6日は私の家族の命日でもあり、忘れえぬ日となりそうだ。
time : 18:57 | コメント (0) | Trackback (18)
2006年09月04日
水辺の花
9月に入ったことを私達に告げるかのように突然咲きはじめたこの美しい花。何の花かわかりますか?

そう、これは水に浮かぶお馴染みホテイアオイの花です。
もう頭上から容赦なく照りつける真夏の日差しではありません。残暑も昼間の数時間だけ。秋の、低く長ーい光が木漏れ日を通して花びらをかざしたのがこの瞬間。輝いています。
time : 20:07 | コメント (0) | Trackback (18)
2006年09月01日
初めての加賀
急遽、旦那さんから「仕事で加賀へ行くことになった」と電話が入る。いま(夕方)彼は東京にいて、羽田から飛行機に乗るのがベターなはず。しかし、今回ばかりはどうしても車で運ばないといけないモノがあるという。車で?って。1人ではちょっときつい距離ではないか。そこで運転手として私も一緒に行くことになった。家を出たのは20:00だから運が良ければ今日中につくかもしれないと思いながら...。
夜の高速を走るのは久しぶりだ。いくつものJCを乗り換え、無数の川を渡る。軽井沢から加賀への道のりは北上、横断、下降である。往復では1000km近い距離となる。23:00をまわった頃、右手の視界が突然 真っ暗になった。ついに日本海!である。ホタルイカの町なんて看板が見えるから富山のあたり。その後金沢を越えてようやく加賀 山代温泉に到着。もう01:00に近い時間だというのに、着いた旅館には24時間かけ流しの温泉があるというからありがたい。旦那さんはこれから仕事本番であるが、私は明日の運転のことも考えてさっそく湯に浸からせてもらう。すこし低張性のあるいい湯である。琉球畳の廊下を歩いてふとんに入ると、心地よい睡魔が襲ってきた。
翌朝は朝日の差し込む障子の明るさで目覚めた。この建物は築180年経過し、泊まれる宿としては日本最古のものだという。あらためて細部を見学しよう。外壁はべんがらに格子窓で、馬をつないだ痕跡を見つける。内部は黒光りする曲がり梁が交差した見事な作りで、そこから眺める中庭は300年前から変わらぬ佇まい。常宿にしていた魯山人の書、焼物がさりげなくあるのが憎い。旦那さんの仕事も明け方無事に終わり、後は帰路を急ぐのみ。だが、せっかくここまで来たのだがら、たとえ少しでも海の幸を堪能したいと思う。「橋立港に行ってみるとええかも。隣には海水浴場もあるけど、もうクラゲやなぁ」と言われたら、もう行くしかない。山代温泉街をぬけて再び海へ向かうその道のりは、どこにでもあるのんびりとした田舎の風景で、まさかこの先に日本海が現れるとは想像しがたい。しかし、梨畑をぬけると突然 海なのであった。あぁ、潮の香り。もう何年ぶりだろう。このまま数少ない日本海の砂浜へ走っていきたいと思うのは私だけか。港の周辺を一周し店を探してみるが3軒しかなく、うち2軒は臨時休業という。休んでいるおやじさんが「そこそこ!」と指差す一軒に賭けてみることにする。店の名は”やしま” アルバイト募集中というよれよれの張り紙を見て一度引き返した店である。しかし、これが侮れない美味い店であった!刺身は橋立特産の甘エビとカジキ、イカもタコも新鮮そのもの。カレイの揚げ物やつぶ貝の煮付け、それに当然だがお米まで最高に美味しくて、ギリギリセーフで日本海の海の幸を堪能することができた。

天気も晴れ。旦那さんはかなりお疲れなので私の運転で帰ろう。立山連峰を縦断して日本海へぬける、あの夢の大縦走路の終着点がこの親不知の岬か。いろいろなことを考えながら車を走らせる。今度日本海側に出るのはいつになるだろうか?次回はぜひ能登半島まで足をのばしてみたい。滞在時間はわずか12時間、移動時間9時間 走行距離延べ900kmというトンボ帰りの加賀の旅が終わる。

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