| 避暑地軽井沢で骨に響く豊かな生活を目指して奮闘中。Yuuko のつれづれ日記。 | |||||
2005年08月29日
ぼおっとした休日
今日が休みとわかっていたので、昨夜は非常に居心地のいい中茶のキッチンカウンターで暴走。暴走って変な意味じゃなくて、とっても美味しい手料理についお酒がすすんで、すっかりいい気分になってしまったのです。そして、あろうことか二日酔いの朝。相当飲んでしまったよう。
今日こそリゾナーレに行こうとしていたのになかなか布団から出られず、11:00にやっと起きて、近くのレストランへ遅い朝食を食べに行く。パンの美味しいお店でパテとスモークサーモン、サラダをつまみながら至福のひととき。ギャルソンと話がすすむ。このお店、私は好きですね。山の中なのにギャルソンって言い方がしっくりくる人が働いているお店ってそうない気がする。「軽井沢に暮らしていながら八ヶ岳に来ているって、どうして?その逆はあると思うけど」と聞かれる。変わり者なのかな。
天気がいいので、勇気を出して甲斐大泉駅まで散歩を試みる。車で走るとわかるのだけど、倶楽部からは急傾斜の下りが続く。下のコンビニまでは300mも標高が下がるのだから。行きはよいよい、帰りは...である。山並みを眺めながら20分ほどで静かな駅に着き、一休みしてさぁと上りかえす。3分の2ほど登ってきたところで息が切れ、前から気になっていた喫茶店へ吸い込まれるように入ってしまった。別荘地の中で一際光るグレイの美しい建物の戸を開ける。中はまるで教会のようなデザインで漆喰の白壁にステントグラスがセンスよく埋め込まれている。涼しい顔をして椅子に座ったつもりだったが、瞬く間にどっと汗が噴出した。まず自家焙煎の珈琲をオーダー。店主が何者かという目をしている。こんな時間に歩いてどこから来たと思うのが普通だろう。珈琲を飲み終えると、店主がやっと「どちらから?」と口を開いてくれた。素性を話してしまえばとても気さくで居心地の良いお店のようだ。日が暮れぬ前に店を出てまた1人てくてくと歩きだす。見上げればもう秋の空。夕日にススキとワレモコウが輝き、薪を割る音が林に響いていた。夏の終わりも近い。
time : 14:26 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月28日
中茶
8月最後の土日も今日で終わり。繁忙期のレストランお疲れさん会と学生バイト君とのお別れ会を兼ねたパーティを中茶で行うことになった。
中茶は、もともと柳生家の別荘で今は男子寮として使われている建物。鬱蒼とした林の中に建つその家に今夜初めて足を踏み入れる。
吹き抜けのリビングには大きな3面の窓に沿うように巨大な丸いテーブルが置かれていて、様々な種類のロッキングチェアがテーブルをぐるっと囲むようにあった。今日はどこに座ろうか?と考えるだけで楽しい。リビングの片隅、一段下がったところにキッチンとカウンターがある。ここで話しながら料理ができるのだから男子諸君がちょっと羨ましい。暗闇で庭の様子はわからないが、きっとこの雑木林もいいのだろうなと思う。古き良き夏の別荘の趣がたっぷりで楽しい夜を過ごした。
time : 14:16 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月26日
台風一過 熱いグラスハウス
台風一過で澄み渡る青空。昨夜の台風で何か被害があったのではと気になり08:00ごろから倶楽部の雑木林を1人で歩く。枝は落ちているが倒木なし。ほっとして朝のスポットライトを浴びた野草をカメラにおさめていく。ギボウシもママコナもソバナもそろそろ終わりだ。私にはこういう時間が必要だとつくづく思う。
今日はレストランのホール勤務の予定であったが、スタッフが多く中庭にヘルプで入る。PMからグラスハウスへ。多肉植物を外へ出し陽に当てる。先輩は苗木の手入れを行い、ようやっとこういうことができるようになったと話す。私はグラスハウスとその周りの掃除。魅せるグラスハウスにしていきたいものだ。暑い。ものすごく暑い。本当にここは標高1300mなのかと疑う。汗が噴出してきてノースリーブに着替える。今日の甲府は36℃という猛暑であるという。東京も同じような暑さなのだろう。次は草むしりだ。手袋を持ってきておらず素手でやるのかと躊躇う。しかし、話をしているうちにそんなことはどうでも良くなっていた。明日はレストラン勤務かもしれないのに泥まみれの手である。それもいい。そう思えてきた。
time : 13:43 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月25日
1ヶ月経過 台風対策の一日
7月26日に倶楽部へやってきて一ヶ月が経った。今日は夕方から台風が接近してくる模様で中庭から声がかかりヘルプに入る。長靴にゴアのレインウエアに着替え台風対策で忙しく動き回る。思えば初日の7月26日も台風であった。山の中の危なっかしい天候であるにもかかわらずお客様がきてくださり、赤実のカマツカの苗や多肉植物、長靴などを買っていってくれた。夕方から雨風が強まり、部屋の天窓をたたきつける雨音で何度も目を覚ました。
time : 13:30 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月23日
中庭のレンゲショウマ
今朝、6時過ぎにどしゃぶりの軽井沢を出て8時前に寮へ戻ってきた。部屋でコーヒーブレイクした後、レストランの喫茶早番(8:30)へ出勤する。3週間ぶりに車を運転したので朝からドキドキしたが、しっかりと休養したおかげで充実した朝。野辺山の気温は15℃と肌寒く、秋が駆け足でやってきているようだ。
台風が近づいているため雨が降ったり止んだりと不安定な天気。しかし、お昼前からテーブルが空く間もなく遠方からお客様が来ている。どうも名古屋方面からいらっしゃる方が非常に多いように感じる。ありがたいことである。
お盆の頃につぼみを膨らませていた中庭(レストラン裏口)のレンゲショウマが3日前に可憐な花を開かせた。ワレモコウも咲きはじめていてなかなか素敵だ。余談だが、昨夜自宅の地下ジムでクライミングしたら、かれこれ一ヶ月ぶりだというのにすこぶる軽快な動きができてびっくりした。一日中体を動かす仕事のお陰だろう。指の力もついている(笑)。
time : 19:16 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月22日
3週間ぶりの軽井沢
昨夜、八ヶ岳から軽井沢へ戻ってきた。実に3週間ぶりの休みである。軽井沢は八ヶ岳と比べたらずっと都会的だ。人も車も家の灯りの量もはるかに違う。変な話である。今まで東京から帰ってくると夜の軽井沢の暗さに寂しさを感じたものだ。それが、もっと田舎に身を置いたことで軽井沢でさえも都会的と思うようになったのだから...。
今日は旦那さんも休みを合わせてくれたので自宅でのんびり庭いじりと決める。彼も相当仕事が忙しかったとみえる。雑草と格闘した後がない。諦めモードでほおっておいたら良いこともあった。庭のあちこちでグランドカヴァーとなっていたのはなんとゲンノショウコ!名前はわからないが綺麗な白い花も沢山咲いていた。先週、旦那さんの誕生日プレゼントとして倶楽部で購入した巨大な鉄鉢を使って、水辺の寄植えの準備を進めていく。水辺の寄植えに使う湿地性植物はすべて耐寒性のある宿根草とした。澄んだ水の中でメダカが泳ぎ、トンボが飛び、鳥の水飲み場にもなるだろう。これからが楽しみだ。
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time : 00:08 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月16日
サンクスコンサート
八ヶ岳の見える朝。緑色や土色の八ヶ岳は不思議だ。いままで雪山ばかりを見てきたから。
今日は早番で08:30出勤だが、その前に今日でお別れとなるルームメイト2人と部屋で記念撮影。「また来年の夏来るときまで、残っていて欲しいなぁ」と関西弁で言われる。彼女と過ごしたのはたった2、3晩だったが、いろいろな話をした。
お盆を過ぎ、お客様はどっと減ってしまうのかな?と皆思っていたそうだが大賑わい。午後からサンクスコンサートと題してレストランのテラスでライブが行われることもありお客様の数は増え続けた。柳生家とゆかりのある学習塾講師 下田秀明さんとその仲間達のバンドである。レストランのホールでサーヴィスしながらなのでじっくりとライブを聴くことはできないが、同じ空気を感じながら働くのはなかなかいい。音楽は人を幸せにする魔力を持っているなぁと思った。夕暮れどきに”ホテル・カリフォルニア”の音色が響く。どこか切ないこの曲は八ヶ岳の短い夏を謳歌しているかのよう。
time : 20:52 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月15日
気づけばお盆
ここにきておそらく一番綺麗な青空に八ヶ岳を望む。もう秋の空、秋の風。
お昼からスコールのような激しい雨が降り、レストランのテラス席が大パニックに陥る。店内の席もいっぱいで狭い通路にお客様を非難させるしかない。やはりここは山である。移り変わる天気に右往左往する毎日。夕方はレストランから中庭へセクションを変えて働く。18:00に仕事を終え、明日でお別れとなるルームメイトと近くのフランスアルザス地方料理のレストラン 「ラ・シゴーニュ」へ向かう。タブリエ姿の格好いいオジサマがスタッフの気軽なお店。まずギネスで乾杯し、マグレ鴨のサラダやパテ、雛鳥のグリルなどを食べる。ゆっくりと、早い時間からお酒を飲んで幸せなひととき!しかし、ルームメイトが1人2人と消えていき寂しくもある。気がつけばお盆も終わり。八ヶ岳にいるのに、そう感じるのは今のところ朝だけの私。もう少し気持ちに余裕ができるといいな。
time : 20:19 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月11日
飛騨高山の木彫
今日から倶楽部のステージで、飛騨高山の木彫家 岡下さんの展覧会が始まった。朝からお客様も多くレストランだけでなく倶楽部全体が人で溢れている。溢れているのは人だけではない、見事に手入れされた美しいペット達も木道を行き交う。手入れされた美しい雑木林をペットとともに散歩できること、そしてレストランのテラス席では同席もできるこの場所は貴重かもしれないと感じた。皆とても嬉しそうだ。
営業終了後、木彫家 岡下さんとの懇親会が行われた。倶楽部では展覧会を理解するために作家さんを囲んでお話をすることになっている。岡下さんは北海道で”木”の持つ風合いの虜となり、はじめは熊の木彫りをしていた方。北海道と言えば、やっぱり熊!でも、熊だけじゃ駄目だと感じて、ふくろうをテーマにした作品を創るようになったのだそう。材料は家具に使えない中途半端なサイズのサクラや簡単に捨てられてしまう栗、そしてマユミなど。我が家も植木屋さんが要らないと言って庭に置いていく大量の栗の木があるので、同じような寒い冬を知る者同士、うんうんと共感しながら話をした。岡下さんはまず木の目を見て作品を創造する。斧でダイナミックに削り、もの凄い速さでふくろうを彫っていく。出来上がった作品は力強く繊細でどこか愛嬌があって、岡下さん自身もそのような方なのかなと思った。パナマ帽に魚柄のシャツが良く似合う4人のお嬢さんを持つ素敵なおじさま。岡下さんの展覧会は17日まで。
time : 20:23 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月08日
再び 風景を創る人
朝、いつものように雑木林を歩いて倶楽部へ向かうとテラスに見覚えのある風貌の男性がいた。「風景を創る人 柳生博」の著者、Sさんだった。Sさんとはひょんなことから知り合い久しぶりの再会である。レストランの裏口に立つ私に気づくなり驚いて「えー、こんなところで何してんの!まったぁー素人みたいなことして」なんて言われてしまう。そんな風に言われて当然かな?とも思う。私だってまさかレストランで働くなど想像外だったのだから。
日中は曇り空で時折太陽が顔を出す不安定な天気。そんな中で苦戦しながら取材・撮影が行われていた。聞けば、「風景を創る人 柳生博」の続編を予定しているのだという。夕方から強い雨が降りだし、夜中までパパと打合せが続いたようだ。
time : 20:00 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月07日
アフガン
レストランの中庭口2日目。ようやっとインカムのやりとりに慣れてきたように思う。シフト票でまだわからないマークがあり、今日が16:30あがりであることを知る。知ったのは16:30である。これでは何も出来ないと思ったが、運良く旦那さんが甲府でクライミングをしていて、帰りに寄れるという。倶楽部でメダカソウ、ネコノヒゲ、ヒメワレモコウを買い軽井沢の庭に植えてもらうことにする。一緒に倶楽部近くのアフガンへ向かう。19:00に入ったが私達が最後のお客様だった。ベーコンエッグカレーは疲れた体にはぴったりの夕食でガツガツとたいらげてしまう。最後のお客様というのは、どうしたってホールスタッフの視線を浴びることになる。早く帰らないかなぁと少なからず思うはずだ。今までは、レストランの椅子に座ったら最後、ずうずうしく居座るお客だった。今こうしてレストランで働いてレストラン側の目でものを見るている自分がいる。不思議だ。
time : 21:37 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月06日
花摘みで始まる朝
フルーツティー用のフルーツをカットした後、ケーキに添える花を摘みに林へ向かう。コアジサイやウツボグサ、ダンコウバイの葉、ゲンノショウコなど。今日は土曜で忙しい一日になるであろう。その前の幸せな一時である。お客様はケーキに添えられたこの野草に大変感激してくれる。耳飾にして持ち帰る方もいるほどだ。
今日から私はレストランの裏口に立ち、お客様を誘導する係りとなる。どうしても違和感を感じるインカムでのやりとり。慣れるまで失敗が多く、インカムを通してでなく直接お叱りの言葉が飛んでくる。午後はなんとか要領がわかってきてスムーズに行えるようになった。涼しい顔が出来るようになった夕方、昔の倶楽部を知るお客様が、「すっかり変わってしまったねぇ。静かでのんびりした頃が懐かしいよ」と私に言った。私は、その静かな時代を知らない。忙しいのは一時だよとパパは言う。この忙しさが無ければ君達は要らないとも言う。哀しいかなその通りかもしれない。
time : 21:18 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月05日
ルームメイト
一日レストランのホールで過ごす。働きはじめて10日目にしてルームメイトができた。1人暮らし向きのワンルームに3人が生活するのである。夏のリゾート地の宿命であるが、2人は配膳のプロで学ぶべきところが多い。夜、甲斐大泉のコンビニに出かけると車が停められないほど混雑していた。お盆休みの始まりの金曜の夜である。軽井沢も同じように人で溢れているように思う。
time : 21:02 | コメント (0) | Trackback (74)
2005年08月04日
雨の日のテラス
今日は初めてフルーツティーの仕込み。久しぶりに主婦になった気分で包丁を握り果物を切っていく。毎日こうしてフレッシュなフルーツを丁寧に仕込んでいくのだ。今日は雨が降ったり止んだりと不安定な天気。台風の影響だろう。しかし、朝から沢山のお客様で賑わう。蒸し暑いのでテラス席が大人気。一日になんども強い雨が降り、その度に大慌てでテラス席のお客様を中へ非難させる。それでも、雨の中もいいよと言って雨の吹き込むテラス席でフルーツティーをゆっくりと味わってくれたご夫妻がいた。雨に濡れた雑木林もまた美しい。そして束の間の涼しい風が吹く。私が仕込みをしたフルーツの入ったティーと思うとなんだか嬉しい。
time : 20:40 | コメント (0) | Trackback (0)
2005年08月03日
林があるから
レストランのホールで一日を過ごす。夕方、雑木林を真横に見るテラス席に座られたご家族と樹の話で盛り上がる。三大美幹と言われる、シャラ、アオギリ、シラカバ。いま倶楽部の林を見上げればリョウブのほろほろとした白い花が視線に止まる。雑木林の木道を歩いていると、とかく視線は下へ下へと向かう。しかし、ぜひ上も見て欲しい。私はムシカリの葉を通して空を眺めるのが一番好きだ。
夜、初めてパパさんと2人で話す。倶楽部では柳生さんをパパさんと慕う。なぜ、ここに私が来たのか。それはパパも知っている。私は、「風景を作る人 柳生博」という本に感化され、パパさんの創った雑木林を深く知りたいと思い勇気を出してここへ来てしまったのだ。それ以外にも偶然とは思えぬ不思議な出会いがあった。まだ、私は倶楽部の仕事を半人前にこなすだけでこの先どうなるか自分でもわからないでいる。だが、パパさんは「旦那さんとよーく話をして、これから先もここに居て欲しい。そうしたら君に頼みたいことが沢山ある」と言ってくれた。嬉しかった。連日、倶楽部には全国から沢山の人がやってくる。パパさんが1本1本木を植えて作られたこの林は、木に意思が備わったかのように魅力を放っている。パパは言う。林なんだよと。だから私の居場所はここだと。久しぶりの霧の夜。
time : 18:54 | コメント (2) | Trackback (0)
2005年08月01日
久しぶりの我が家
昨夜、八ヶ岳より軽井沢に戻り、午前中は買い物をするため久々にハンドルを握る。たった5日留守にしただけなのに住み慣れた町が新鮮に映る。朝からどこもかしこも渋滞していてこの町もいよいよ夏休みなんだなぁと思う。午後は倶楽部で買ってきた草花や樹木を庭に植え込む。至福の時である。一日2食の食生活に慣れてしまったため昼を過ぎてもお腹が空かない。夕方、旦那さんと食べる夕食を作り始めるが、料理の勘がすっかり鈍っている。
静養。
この言葉がぴったりの休みだ。
また、明日から忙しい日々。今度軽井沢に戻る日はだいぶ先になることだろう。私はやっぱりこの家が好きだと思った。
time : 22:45 | コメント (0) | Trackback (0)





