Studio Born Conduction
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Born Conduction Life in 軽井沢
避暑地軽井沢で骨に響く豊かな生活を目指して奮闘中。Yuuko のつれづれ日記。

2005年04月29日

いよいよGW

みどりの日の今日。町役場で植木が無料配布されると聞き自転車で駆けつけるが、時すでに遅く、1000本のブルーベリーとドウダンツツジは私達の10人ほど前で品切れに。惜しい!配布は9:00からだというのに早朝5:00から並んでいた人もいたと聞く。別荘族も毎年このイベントを楽しみにしている様子。皆さん良く知っています。
いよいよ今日からGWがスタート。昨日からフェーン現象も加わって軽井沢も25度と真夏のような暑さ。朝から車通りも多く今年も賑わいそうだ。先日亀裂が入ったフロントガラスの交換も無事に完了したのでまずは一安心だが、GW中の足はマウンテンバイクになるだろう。ガーデニングと毎年恒例のデッキのペンキ塗り、来客対応と静かに過ごす予定。この暑さで唐松の木も雑木林の下草も一斉に芽吹きはじめている。枯れているようにしか見えなかった唐松の枝は若草色に色づき、イカルの黄色いくちばしとグレーのボディが見え隠れしている。これから夏に向けてこれでもかと葉が生い茂るようになると、彼らの声は聞こえても姿は見えずとバードウォッチングも難しくなる。広葉落葉樹の林は、まさに四季を映す鏡。その花は一年に一度しか咲くことがないのだ。「今年の花を目に焼き付けたい」そんな衝動にかられる。

time : 10:24 | コメント (0) | Trackback (0)

2005年04月27日

車窓からの眺め

2ヶ月振りに東京へ。新幹線に乗り、軽井沢を出発してしばらくすると車窓の先にはむせ返るような新緑の風景が広がっていた。まず目に飛び込んできたのは鮮やかな新緑の色 カナリアイエロー、その中に淡い紫色の桐の花が垣間見える。山間をぬけると田園風景、そして街に入ると白やピンク色の花水木が目立つようになる。桜の花は散りすでに葉桜、風になびく鯉のぼり、標高1000mから一気に下降すればどこも春爛漫である。窓際の席に座った今日の私は、目の前に広がる新緑に釘づけ。ただただ感動してしまった。どうしてだろう?今年は冬があまりにも長すぎたからだろうか。眼鏡を忘れたことを後悔する。でも、春の霞んでいるくらいの空がちょうどいいのかもしれない。これ以上見えたら、たいへん。
・EXTREME NORTH ~ノルウェーデザインの現在
・PENELOPE日本展
を充分に鑑賞し、麻布十番の比内地鶏の名店で友人と夜遅くまで食事。車が足となった今は冷たく硬いアスファルトの上を長時間歩くのがとにかく辛い。眩しいほどの新緑に2つの魅力的な展覧会と目を酷使し、足も疲れ、最後に予定していた国立西洋美術館のラトゥール展は断念した。

翌日軽井沢に戻ると、コブシの白い花は終盤を迎え、こんどはピンクの桜の花が咲きはじめていた。時刻はもう18:30をまわっているのに明るくなったものだ。自宅につくなり庭の木々を見回す。たった2日留守にしただけなのに、檀香梅と吊花が葉を広げていた!待ち焦がれていた春はもの凄いスピードでやってきたのだ。季節が巡るのはあたり前のことかもしれないけれど、春の到来は特別だ。
「ようこそ!2005年の春」
今年も短い春を謳歌したいと思う。ノルウェーの人々が一瞬の夏に海岸線に沿って建てられたキャビンで水遊びを楽しむように。シッカヤルヴィは北極圏に最も近い場所であるのに、メキシコ湾流のおかげで夏にはいたるところで水浴びまでできるというから不思議。

time : 17:03 | コメント (0) | Trackback (1)

2005年04月25日

嵐の前の静けさ

いよいよ今週末からゴールデン・ウィークが始まる。18号、18号バイパスを回避するまわり道も一部でき、道路の舗装工事も急ピッチで進められている。いつもより多くの大型ダンプとすれ違うのは気のせいではないようだ。午前中、スーパー、ガソリンスタンドと青空のなか気持ちよく車を走らせていたら、フロントガラスにカチッと何かがあたった音がした。あぁ、小石かと気にとめることなく自宅へ戻る。そして太陽が曇に隠れた午後、再び車に乗り走ること数分、やっと異変に気づいた。
フロントガラスがおかしくないか。もしかしてヒビ?
えっ(目を凝らす)ホントだ。それは紛れもなく亀裂である。
ガーン、私の目は点になった。ヒビそのものは小さいが、このまま運転していたら風圧でどんどん大きくなるに違いない。早く直さなければー!!と焦る。ダンプから石でも降ってきたのだろうか。はっきりした原因はわからないが気持ちが悪い。
昨年の夏、軽井沢周辺でビー球大の雹が降り大騒ぎになったことが思い出された。そのとき何台かの車のフロントガラスが割れたという話を耳にし、あぁ、割れることがあるんだなぁ。お気の毒に~なんて思ったものだ。でも、自分に降ってきた災害はどうしても信じられない。普通に走っていて車のあの頑丈そうなフロントガラスにヒビが入るなんてことがあるのかと。GWを直前に控えて静かに過ごしていたのに、私の気分は今日の天気のように一気に曇り空。まずは保険会社に連絡。空中の飛散物による事故は珍しいことではないらしく話しているうちに安心することができた。TVをつけると、兵庫県で電車が脱線、50人が亡くなるという大惨事が起きていることを知る。なんということだろう!ガラスの亀裂などたいしたことではない。もし石が顔に命中していたら?と思うと怪我もなくよかったのだ。安全・快適に移動する手段であるはずの乗り物が信用できなくなるのは、哀しい。

time : 15:47 | コメント (0) | Trackback (0)

2005年04月23日

コブシの花 満開

まだ緑は少ないものの、ここにきてだいぶ春めいてきたように感じる。軽井沢ではいたるところでコブシの花が咲き誇っている。近くに「こぶしの経」と名づけられた通りがあり、今朝はそこを散策。昔から自生していたのだろう見事な大木が5、6本あり、これでもかと可憐な白い花を咲かせていた。我が家にも1本だけ自生しているコブシの木がある。高さは4、5m。しかし、まだ一度も花をつけた形跡がない。この木はある程度の大きさにならないと花が咲かないようなのだ。いま、ご近所さんの庭で一際綺麗に咲いているコブシがある。あれあれ?昨年もあったかなー?と風景に違和感を感じて奥さんに声をかけてみたところ「そう、気づいた?今年初めて咲いたのよー」と笑顔。

こぶし

花屋に行けば、手ぶらでは帰れないこの季節。気がつけば我が庭に合う花木を探している。しかし、地植えするのはもう少しだけ待ちたい。この時期の晴れた日は要注意なのだ。放射冷却の影響で朝晩は-5℃くらいまで一気に冷え込むことがあるから、霜にやられてしまわないように気をつけて。

time : 17:37 | コメント (0) | Trackback (1)

2005年04月20日

新旧が同居する山紫陽花

この時期は、雪の中から昨年の花がドライフラワーの形でそのまま現れることがある。私が一番美しいなと感じるのは山紫陽花。人の立ち入らない雑木林や山の中であれば、静かに雪が融け咲いたままの姿で春を迎えることができるのだ。そんな美しい山紫陽花に出会った。葉はまったくない。しかし、花だけが枝にしっかりとついている。退色した透き通る花びらは触れた瞬間に壊れてしまいそうだ。そんなドライフラワーを一枝切る。はさみを入れた瞬間、私はハッとした。枯れ枝にない堅い感触。花の下の枝先には若草色の小さな新芽が出ていたのだ。ごめん!という気持ちで家に持ち帰り、花瓶に生ける。1本の枝に新旧が同居した今だけの山紫陽花の美しい姿に強い生命力を感じた。

あじさい

厳しい自然環境といえば北欧が浮かぶ。中でもノルウェーは -20℃、白夜、豊富な石油に対して不毛な大地と独特な気候風土を持っており、建築もデザインもそんな環境とともに発展している。過酷な環境下にありながら人々は平然と暮らしている。それを象徴するような面白い諺がある。
「(ここには)悪い天候などというものはない。ただ、着る服が合っていないだけ。」
なるほど、軽井沢に日々暮らしていて思うことに近いではないか。そう、人は自然と上手に共存する術を持つことができるのだから。

time : 17:05 | コメント (0) | Trackback (0)

2005年04月19日

教訓 今こそ草むしり

雪が融け、何もなかった(ように見えただけ?)地面から雑草が生え始めている。雑草なんて言い方は失礼かもしれない。よもぎ、クローバー、たんぽぽ、その他いろいろな植物の若い芽である。どれも今はかわいらしい姿、形でこのままグランドカバーにしてもいいかな?と思ってしまう。しかし、ダメだ。昨年はそんな寛大な気持ちで梅雨を迎え、気がつくと草は膝の高さまで成長していた。そして連日の草との格闘が始まり、私の腕はかぶれ大変なことになっていた。絡みついたツルの中にウルシがあったのである。
そんなわけで、昨年の教訓を生かし晴れた今日は草むしりに励む。明日の天気予報は雨であるから、まさに晴耕雨読。小さな鎌を手にしゃがみこんで庭のあちこにに点在するまだ小さな草をむしる。はじめてしまえば腰の痛みもなんのその 無我夢中である。オダマキの種が風に運ばれたのだろう、いたる所で芽を出していた。サクラ草、山紫陽花、ルバーブも健在だ。一息ついて顔を上げ汗を拭うと、家の前に一台の車が止まっていた。窓が開き、見れば知り合いの夫婦である。
「何しているの?」
「そんなの見ればわかるでしょう。いったい、いつからいたのー!」気づかない私が悪いのだが....。
小諸で今満開のサクラを観てきたのだという。軽井沢でも春を告げるコブシの白い花がポツポツと咲き始め、無彩色な山肌に1つ色が加わった。ゴールデン ウィークにぴたりと合わせるかのようにこの町は色づき、華やいでいく。

time : 15:57 | コメント (0) | Trackback (0)

2005年04月15日

半年振りの自転車

朝起きて空を見上げると一直線に白い雲が走っている。まさかまた地震雲か?と疑うが、朝食を食べ終える頃にはその怪しげな雲は消えていた。飛行機雲だったようだ。地震雲を目撃した翌日に九州で地震があったこともあり、ここのところ関東でも地震が群発しているので神経質になっている。
気温はぐんぐん上がって日中は18℃と初夏の陽気。久々に知人とランチの約束があり、薪小屋で長い冬を過ごしていたマウンテンバイクを出すことにする。埃を払い、チェーンの錆を落そうとするがそう簡単には落ちない。そりゃそうだ、冬の間一度もメンテナンスをしてあげなかったのだから。空気を入れていると背中に強い日差しを感じて小汗をかく。7分丈のコットンのジャケットで充分な暖かさ。こんな日は大量の花粉が飛散しているのはわかっている。でも、自転車に乗りたくてうずうすしてくる。ペダルをこぐのは半年ぶり。車を運転する時とは違いゆっくりと風景に近づいて、立ち止まることができる。あれっ、こんな所に猫柳?と芽吹きのこの時期にしかわからない発見も多い。15分ほどで待ち合わせのレストランに到着。久々に再会した知人は私より更に初夏の装い、麻のパンツ姿であった。
夕方、7分丈のジャケットを長袖のシャツに替えて、今度は近くの別荘地を散歩してみる。無数の松ぼっくりが足元に転がっている。どんぐりの実が赤い。なぜ?拾ってみると芽を出しているのだった。そして、これまでずっと荒れ放題の雑木林と思っていた場所にさしかかる。すると唐松の樹の下に黄色い花が爛漫と咲き誇っている!檀香梅である。樹の数は10数本と圧巻だ。花の命は1~2週間と儚いもの。この瞬間、この光景に偶然出会えたことに感謝したい。近くに住んでいながら私は3年もかかって気づいたのだから。
土地の主が今ここを訪れたならきっと感激するに違いない。一年に一度、今しか見れない。

time : 19:58 | コメント (0) | Trackback (1)

2005年04月14日

春 霞

今日は暖かな春の日差しが再び戻ってきた。朝から部屋の中でじっとしていられず、外に出てデッキに腰を下ろし珈琲を飲む。こうしてデッキで寛ぐのは何ヶ月ぶりだろうか。見上げる空の色は冬とも夏とも違うペールブルー。なんとなく空が霞んで見える。これは視力の低下や老眼(そんな歳ではありませんが)のせいではなく、この時期特有の「春霞」という現象らしい。様々な要因で春霞が起きるそうだが今年は大量のスギ花粉も加わっているという。今の私は花粉の2文字に敏感だ。そう知った途端にペールブルーという柔らかな色合いが気持ち黄色く濁っていく。

寒い地方では、暖かくなると人が屋外にぞろぞろと出てくるから面白い。冬の間、人の姿を見るのはせいぜい雪掻きか犬の散歩の時くらいだったから、春の訪れとともに急に住民が増えたのではないか?と錯覚する。長野県内でも桜の開花情報が告げられるようなってきた。花見はやはりいい。でも、なぜか今日の私は潮干狩りがしたい気分。遠のいてしまった海が恋しくなる時もある。軽井沢の16℃は、春を飛び越えて初夏を思わせるのに充分な気温である。

time : 11:15 | コメント (0) | Trackback (0)

2005年04月12日

花冷えの一日

昨日の夕方より小雨が降りだし、久々に薪ストーブに火を入れた。
今朝は深い霧で真っ白な朝。気温は昼間でも1.5度と低く再び冬へ逆戻りである。軽井沢は霧の発生率が日本で2番目に高いのだとか。年間130日、一年の3分の1が霧であるというから苔生すのは当然だ。とかく嫌われがちな霧だが(もちろん運転は怖いけど)私は好きだ。お風呂上りにデッキに出て、空から降ってくる霧を浴びる。全身がマイナスイオンに包まれる感じでなんとも心地よい。

いま我が家の庭で唯一花を咲かせているのは、檀香梅(ダンコウバイ)という低木。黄色い小さな花なのだが香りがとても強い。山などで見かけたらぜひ近づいて、その芳しい香りを嗅いでいただきたい。春先に咲く花は不思議と黄色が多い。アブラチャン、マンサク、ロウバイいずれも黄色である。佐久市では、コブシの白い花がポツリポツリと咲き始めていた。標高が500m下がるだけで花の開花時期が驚くほど違う。冷たい雨で、春がまたすこし遠のいた気がする。

time : 13:35 | コメント (0) | Trackback (0)

2005年04月05日

入学式シーズン

今日、4月5日は軽井沢中学校の入学式だっだそう。電車には初々しい新人が沢山、中学生くらいだろうか?「明日は席替えだよー。○○の隣がいいなぁ」「えー、あんなののどこがいいのー?」なーんて言っている。懐かしい会話のやりとりだ。

小布施からの車窓から眺めに、まだ緑は少ない。こちらの入学式は桜の歓迎がないためかとても静かだ。軽井沢に降り立つなりあまりの暖かさに驚いた。17:00の時点で18度である。ふつうに考えると今日の東京は30℃を越していることと思う。2日振りに自宅へ戻ると、庭のハーブやアジサイが芽吹いていた。更に目を凝らして山野草コーナーを覗いてみる。そこには、昨年 地植えしたサギ草の新芽があった!幻の山野草と言われるサギ草がしっかりと冬を越えてくれたことを嬉しく思う。

time : 18:45 | コメント (0) | Trackback (1)

2005年04月04日

小布施ッション初参加

毎月ゾロ目の日に開催されているセーラ・マリ・カミングスさん主催のイベント 小布施ッションへ行ってきた。2005年の元旦から参加する気持ちでいたのだが、極寒の軽井沢から脱出できずに春を迎えた。

受付は17:45から。薄暗い小布施の町を歩くのは少々怖くタクシーで向かう。行灯を頼りに栗の小径を歩き、小布施堂の栗菓子工房である傘風舎の3Fへ案内される。木造で趣のある梁の美しい空間である。正面にはスクリーンがセットされ、ゲストスピーカーとの距離が驚くほど近い。ゲストの前は座布団の席で若者が続々と座らされていく。後に彼らが今年の16名の新入社員と知る。私が椅子の席につくなり肩をポンとたたかれ振り向くと知り合いの建築家ではないか。こんな所で再会するとは思わなかった。
開始時間となり、桝一の羽織を着た金髪の小柄な女性がマイク片手に現れた。セーラさんである。一生懸命に日本語を話しゲストスピーカーの吉川氏を紹介していく。ここに集まった人達に伝えたいことが沢山ある。だから言葉が怒涛のように溢れてくるのだろう。彼女の情熱、予想もしていなかった気さくさに私は驚き感激した。

第45回 小布施ッションのゲストは新潟県村上市の町おこしをしている鮭屋の若旦那 吉川氏。
VTR 上映の後、お話を聞く。東京の大学を卒業後、商社に勤務していた村上さんだが、急遽家業である鮭屋を継ぐことになってしまう。寂れてしまった村上が大嫌いで帰る気などさらさら無かったという人である。しかし、家業を継いでいく最中に浮上した商店街近代化の動きを契機に、村上市の武家屋敷や町屋を守っていこうと決意。彼に賛同した22店舗で「村上町商人会」を発足させる。これまで商店街の住人以外に目の触れることのなかった町屋の内部(吹き抜け3階建ての堂々たる木造空間)を一般公開させ、3月に「城下町村上町屋 人形さま巡り」を企画・開催。全国より反響を呼ぶ。続いて来年まで待てないという商人会の声にこたえて9月には「町屋の屏風まつり」を企画・開催。全国から10万人以上が訪れるまでになる。最初は反発していた商店会の人達だったが、失敗したら私が責任をとる。費用はなんとかする。こう決めてからは協力をしてくれるようになったという。家にこもりきりだったお年寄りが、自邸である町屋を来客に目を輝かせて話す姿に勇気づけられていく。そして、他と違った面白いことをすればマスコミは黙っていても来てくれ、この村上を紹介してくれる。そう気づいたという。

町屋の内部を公開したら、こんどは味気ないブロック塀が気になりだした。2002年にはブロック塀を黒壁に戻す活動「黒壁プロジェクト」をスタート。もとのブロック塀の上に自作の板を張るというお金をかけない方法をとる。美しい黒壁の路地ができてきたところで、「宵の竹 灯籠まつり」を開催と町屋の再考が進むごとにイベントを企画して今に至る。

アイディアなど持ち合わせていない自分だった。だから、まず妻と全国270箇所の町を旅した。そこで得た知識から少しずつアイディアが浮かんできたのだという。新しいことを始めるときにはいつも大きな壁が立ちはだかって前を塞がれた。しかし、「決断」と「実行」このふたつがあれば前へ進める。文化が消失すること。それは魂を奪われるのと同じと吉川氏は言う。
「町おこしにこれだけ力を入れて、家業の鮭屋は大丈夫だったんですか?」聞いている私達が心配になるような質問が飛ぶ。
「店の外観も魅力的にと格子や板戸に戻しました。町におおぜいの観光客が訪れるようになって、お陰様で売上も伸びています。」あー、一安心!

一時間半ほどのお話が終わり、吉川氏とセーラさんはがっちり握手を交わした。その後小布施堂本店に場所を変えて立食パーティ。そこには、苦難を共にしてきた妻と、8年目にしてようやく誕生した11ヶ月の娘さんの姿があった。
みな首から名札提げていて、「○○さんは、どちらから?」こんな感じで会話がスタートする。
市村次夫社長やセーラさん、そしてそこに集まった人達と美味しい料理、鮭、酒を共有しながら話をした。インスパイアされた5時間が小布施であることが魅力的な熱い夜だった。

time : 18:42 | コメント (0) | Trackback (1)

2005年04月02日

まだ冬山 小川山敗退

今年初の小川山(廻り目平でのフリークライミング)へ向かうため、春眠をこらえて早出。久々に国道141号を走り八ヶ岳を望む。もう4月に入ったというのに、なんだ、なんだこの八ヶ岳の白さは!真冬並みに雪がついている。南沢大滝や大同心大滝はまだばっちり凍っているそうだが頷ける。今年は、おそらくゴールデンウイークまでアイスクライミングが楽しめる稀有な年になるだろう。
八ヶ岳がこんな真冬の状態だと標高1400mの小川山はまだ冬かも・・・。そんな嫌な予感は見事に的中した。車道から雪は消えているものの金峰山は白く、廻り目平キャンプ場には車が一台だけ。それがクライマーかどうかもわからない。岩肌に雪はついていないが、取り付き、アプローチはすべて雪である。これではクライミングはできない。それでも小川山の自然の雑木林の美しさといったら!何もしなくてもいいではないか。そんな気分になるものだ。だがしかしだ。「どうして、まだ登れないかもしれない小川山にしたのだ」と旦那が怒り出しちょっとしたけんかとなる。気分転換に八ヶ岳倶楽部へ。そこには柳生博さん、真吾さん親子がいた。せっかくなので、一度味わってみたいと思っていたアフガンのカレーを食べにいく。開店が11:30だというのに11:00前からお客さんでごった返している。人気のベーコンエッグカレーはボリュームたっぷりでまあまあの美味しさ。大騒ぎするようなものではないと思うがどうなのだろうか。お腹がいっぱいになってもあいかわらず旦那の機嫌の悪さは直らない。帰りの運転は私。こんどは調子が悪いと助手席で居眠りをはじめている。佐久に着いて声をかけると、「やっぱりクライミングしたい」と言い出し、ホームゲレンデとなっているいつもの佐久の岩場へ。2,3本登って自宅へ戻ると、旦那は上機嫌になっていた。まったく。
そういえば、今日は軽井沢植物園でユウスゲ(アサマキスゲ)の種子が無料配布される日だった。両陛下が吹上御苑の庭で採取されたものであるという。軽井沢ならではの恩恵ですね。

time : 19:16 | コメント (2) | Trackback (0)