Studio Born Conduction
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Born Conduction Life in 軽井沢
避暑地軽井沢で骨に響く豊かな生活を目指して奮闘中。Yuuko のつれづれ日記。

2005年03月29日

春 眠

日曜日から穏やかな春の陽気が続いている。我が家では薪ストーブに火を入れない夜もでてきた。庭の根雪も僅かとなった今、視線は自然と樹々の枝先へ向かう。キッチンからはコブシを。仕事部屋からはナナカマドを眺めている。どちらも厳しい冬を乗り切ってしっかりと赤い新芽を膨らませている。なんという逞しさ!ここ軽井沢でいち早く春を告げる花は、梅でも桜でもなくコブシだろう。芽吹きが始まったばかりの色数の少ない山肌にコブシの白い花がポッ、ポッと咲いていく風景に春の到来を感じる。それもあと一ヶ月後となった。

毎年のことだが、この時期は本当に熟睡できるので驚いてしまう。睡眠時間が9時間を越えてしまう日もある。「春眠」とはよくいったものだが、ここ数日の私はまるで子供のようによく眠っている。今の子供はこれほど眠らないのかもしれないが...。
軽井沢の朝は子供を学校へ送る車のラッシュで始まるが、最近静かだな~、朝の道路が空いているな~と思ったら、今は春休み。

ポカポカした静かな昼下がり、イカルの透き通る声に混じって、裏の高校生が竹刀を振る音がテンポ良く響いていた。私も学生時代を思い出し、久々にアーチェリーの弓を引きたい気分になった。

time : 18:44 | コメント (0) | Trackback (1)

2005年03月24日

また銀世界に!

昨夜4時間ほど降り続いた雪で、一面の銀世界となった軽井沢。雪の眩しさに目が覚める。積雪は5~10cmほど。

雪景色

もう春は間近だけど、少し冷え込めば雨はミゾレになり、ミゾレはいつしか雪に変わっていく。やはりここは山なのだ。それでも、この季節の雪景色は春めいている。空の色も、野鳥の鳴き声も真冬とは違う。気温も高く、雪掻きをする手にもう手袋は必要ない。身軽だ。
中途半端に雪解けが始まっていた地面が再び真っ白な雪に覆われて、なんだか得をした気分。
春はまだか、まだかと待ち焦がれる一方で、今日の銀世界に魅了されていく。そろそろ2度目の収穫をしようかなと思っていたフキノトウはまた雪に埋もれてしまった。

time : 09:52 | コメント (0) | Trackback (2)

2005年03月20日

地震雲?

春分の日である日曜の夕方、立て続けに携帯電話に着信があった。相手は父である。仕事先にいた私がその電話に気づいたのは21:00をまわったころ。いったい何事かと思い、慌てて電話をかける。
「今日の午後、九州は福岡、佐賀周辺で震度6の地震があり、親戚と連絡がとれないでいた。携帯番号を知らせて欲しかった」という内容だった。幸い、既に博多の親戚の無事は確認できたという。しかし、私はドキリとした。なぜなら、昨日の夕方、空に一直線に走る地震雲らしきものを目撃して嫌な予感がしていたからだ。
昨年起きた新潟中越地震、スマトラ沖での津波の被害が思い出された。日本では、地震が起きればすぐにニュース速報で「津波警報」が発令される。それが世界一のスピードであることを忘れてはならないだろう。1000mの高地に住んでいながら、「津波」という文字に敏感になっている自分がいた。浅間山という活火山が側にありながら...。

time : 16:56 | コメント (0) | Trackback (3)

2005年03月18日

3種類の長靴

今日は、穏やかに晴れていると思ったら突然強風が吹いたり、雪が舞ったりとなんだか不安定な天気の軽井沢。
+の気温が続いたため、庭の根雪は大分融けて100→30cmほどになった。駐車場にしている地面はどろ沼状態で、四駆でなければスタックするところだ。今年こそ、この車止めエリアをなんとかしなければいけない。大雪だった一昨年の今頃は庭一面がアイスバーンになり、まるでスケートリンクのようだった。今年はドカ雪が多かった割に雪融けが早いと感じる。苔むした石垣も、そこに生えているローズマリーも少しずつ姿を現している。
我が家では冬の間だけ野鳥にひまわりの種を与えている。鳥はひまわりの殻を上手に突付いて中身だけを食べているのだが、その無数の殻が雪の中から出てきてしまった。銀世界から春へ移行するこの季節は、早く見たいもの、そうでないもの全てが一気に出てきてしまう。地面は一様にぬかるんでいるので車から降りるのに難儀することもある。場所によってはまだまだ長靴も必要なのだ。気がつけば一年の大半を長靴で過ごしている。バフィンの防寒用、ハスクバーナーの薪割り用、そして園芸用と実に3足のラインナップ。下駄箱に収まりきらないだけでなく、出番の無い日も少なく、我が家の玄関にはいつも長靴が並んでいる。
今夜は上空5000mに-30℃の寒気があるので、一時的に冬型の天気に戻るようだ。夕方、風の音に窓の先を眺めると雪が舞っていた。

time : 16:43 | コメント (0) | Trackback (2)

2005年03月15日

春色のブーケ

またひとつ歳をとった。とったなんて言い方嫌ですね。 "歳は美しく重ねるもの" そうありたい。

モレナールの花

旦那さんからいただいた春色のブーケは、エドウィン・モレナールさん作のもの。オランダ人の彼が作るブーケはさすがにセンスがいい。また花の種類も素晴らしい。昨年だったか?中軽井沢にスタジオを構えて、軽井沢にやっと素敵な花屋さんが誕生した。一見、ショールームのようで入りずらいかもしれないけど、どんなリクエストにも気軽にこたえてくれるだろう。

お昼はイタリアンレストランで食事。知人が長年の夢を叶えてOPENさせた店で、ご挨拶がてら伺う。美味しいだけではく、食器など細部までこだわりが感じられてとても居心地がいい。一皿に人柄までもが表れているようだ。口ばかりの人が多い世の中だけど、彼らのように有言実行する人達を見ると本当に嬉しくなってしまう!次回は我が家のキッチンでシェフに腕をふるってもらう約束をする。
夜は自宅で軽くパーティ。自身の誕生日というのは、気恥ずかしく、どうしてこう落ち着かないのものなのだろう。実現するかどうかもわからない大きな目標を掲げて、(とりあえず目標を抱いてしまうが私のモットー)地下室でじっくりと熟成させたドメーヌ・ソガ・シャルドネで乾杯。私の至福のときだ。日本人の彼が造るワインはどこかブルゴーニュらしく品のある味がする。
今日の花、料理、ワインはそれぞれの職人さんが作り出した作品ではないだろうか。いいもの、本物に囲まれて、私も頑張らねばと思った。

time : 14:36 | コメント (2) | Trackback (1)

2005年03月13日

根雪から ふきのとう

週末は真冬並みの冬型の寒気が入ってきて、寒さの厳しい軽井沢だった。
日本海側、太平洋側ともに荒れていた様子で、富士山山頂では-40℃まで冷え込んだというから強烈。時折晴れ間が見えたのは軽井沢くらいで、ここはちょうどお天気の境目なのかもしれない。最高気温は0~-1℃、最低気温は-10℃と、晴れてはいてもさすがに信州の自然の岩でフリークライミングはできない。ではアイスクライミングは?と思うがこの悪天で山に入るのは無謀だろう。東京に居たなら気軽に湯河原や城ヶ崎海岸へ足を運び、梅香を感じながら汗ばむほどの陽気の中でクライミングを楽しんでいる季節だ。しかし、ここから伊豆は遠い。もの凄く遠い。もはや伊豆は私にとって北海道や福岡へ行くのと同距離の感がある。
信州に居るのだからすぐ近くの自然と赴くままに楽しもう!自然に身を委ねる余裕も必要だから。
というわけで今週末は唯一晴れている軽井沢に静かに身を置いて、地下室のクライミングジム作りに励む。注文したホールドや爪ナットが続々と届いてやる気を掻きたててくれる。じっくり2日間をかけたら職人気質の旦那さんの手腕が発揮され、一気にジムの半分が完成した!久々にルートを作る。キョン足をする。それが自宅であることが嬉しい。私は久々にデュラムセモリナ粉でピッツァを作る。生地作りは陶芸で慣れた菊練りの出番である。続いてトマトソースを作り、アンチョビとブラックオリーブ、生ハム、モツァレラをのせ250℃まで温めた電気オーブンで15分。焼けるのを待つ間、薪ストーブで暖をとる私。うーむ、目の前の鋳鉄の中は800℃オーバーではないかー。そうだ、次回からは薪ストーブで焼こう!おそらく2,3分でこんがり。石釜に匹敵、いやそれ以上の火力なのだから。

手作りピッツァ

冷たい風の吹く日曜の夕方、根雪に覆われた庭の樹に近づいてみる。節くれの枝はしっかりと新芽を閉じ込めていた。萌芽する日をいつかいつかと待っているようだ。庭の西側へ廻りこむと、融けた雪の合間から”ふきのとう”が二つ顔を出していた。さっそく、ふきのとう味噌にして味わう。強い香りとえぐみに舌鼓を打つ。もう暫くの寒さに英気をもらった気がした。

フキノトウ

time : 07:42 | コメント (0) | Trackback (1)

2005年03月10日

東京 朝一の映画

どうしても観ておきたい映画があって、いつもよりちょっと早く自宅を出て東京へ向かう。
映画は、1985年ペルー シウラ・グランデ峰西壁での遭難事故を再現した「運命を分けたザイル」である。事故から20年経過した今、本人らが当時の心理状況を語っていくドキュメント。レベルこそ違うが同じクライマーとして共感する部分が多く、最後まで納得の内容だった。この映画は、現在 新宿タイムズスクエアのテアトルシネマ(もと IMAXなので大スクリーン&音響効果抜群!)でしか上映されておらず朝一番にのりこんだのだが、私が着いた頃には既に3分の1の席が埋まっていた。おそらく知り合いのクライマーもちらほらいたことと思う。クライマーならば、絶対に泣かない。そんな映画だと思う。
その後、曇り空の東京でいろいろ用事を済ませて軽井沢へ。東京駅からは、新幹線+タクシーで1時間15分ほどで自宅に到着する。東京から戻ってきた瞬間にいつも感じるこの町の夜の暗さ、都会とのギャップにあらためて驚く。ここは眠る町なのだと。
東京ではまだまだコートを羽織った人が多く、私は場違いなほど薄く軽い春のジャケット姿であった。周囲の人には季節を先取りしすぎた頑張った装いと映ったことだろう。本人は鳥肌も立たず、いたって普通なのだが...。

time : 23:16 | コメント (0) | Trackback (2)

2005年03月08日

気温10℃!名残雪

昨日(月曜)から移動性高気圧に覆われて、軽井沢でも最高気温が10℃まで上がっている。
週末は関東地方でも雪が降った模様。実家の母が驚いて電話をしてきた。「すぐに融けてしまうけど結構降ってるの。あなたの方は大丈夫?」大丈夫ですって!今年は未曾有の大雪だったんだから、これくらいの春の雪はもう余裕です。やはり、母にとって軽井沢は慣れ親しんだ避暑地であっても、冬は近寄りがたい極寒の地というイメージは拭えない。いつも心配してくれるのだ。本当にありがとう。
一気に4月上旬の陽気となったため庭に1mもの雪があることに違和感さえ感じる。しかし、静寂の銀世界をまだ見ていたい、もっと身を置きたいとも思う。名残雪とはこういうことを言うのだろうな。渡り鳥のツグミの姿が見えなくなった。ついに故郷シベリアへ帰ったのだろうか。

今朝は軽井沢町役場へ確定申告に行った。区役所でもなく市役所でもなく、町役”場”という。そんな名に馴染んでいく自分がいる。申告自体は2度目なのでもう慣れっこなのだが、混雑もなく終始ほんわかしたムードに心が和む。そのまま役場向かいのまるや食堂へすい込まれそうになった。

time : 10:23 | コメント (3) | Trackback (0)

2005年03月04日

銀世界にストローハット

昨日はアイスクライミングで目標ルートを見事攻略し、イヅツワインの赤で乾杯。心地よい疲れに早めに就寝したのだが、03:00から始まった猫の集会に起こされ寝不足に・・・。外は軽い吹雪なのに猫たちは元気いっぱいで、雪の積もるデッキには無数の足跡が残されていた。
そして、今日。昨夜から降り続いた雪は午前中には止んで、さっそく雪掻きをする。積雪は10~15cm程度。デッキの雪掻きを終えるとちょうど太陽が顔を出し、黒々と濡れたデッキから蒸気があがっていった。春の雪に春の光が照りつけてサングラス無しでは眩しい。標高の高い軽井沢は太陽に近い分、晴れていると寒さが幾分和らぐ。強い太陽光で体感温度が変わるのだろうと思う。
続いて私道の雪掻きをする。ご近所のおじさんも意気揚々と出てきた。いつも笑顔で素敵な方なのだが、今日のそのスタイルがまたかっこよかった!
ストローハットに白いパーカー、でもって足元だけは長靴。そう、気分は春なのです。だから雪掻きだって衣替え。気温は0℃と東京だったら真冬の寒さだけど、長く厳しい氷点下を過ごしてきた私達にとっては間違いなく春の陽気。銀世界にストローハットがハッとするほど新鮮でこちらまで嬉しくなった。ポストを覗くと手書きの手紙が一通入っている。久しく会っていない友人からのもので、ドキドキしながら封を切る。するとやはりドキドキするような結婚の報告だった。様々な場所で春が訪れている。
夕方、また雪が舞いはじめた。この時期の南海上の低気圧は関東地方に大雪を降らせることが多い。春一番が吹いてからもまだ雪は降るので、週末に来軽される方 ご注意くださいね。

time : 18:57 | コメント (0) | Trackback (1)

2005年03月01日

牛乳にも旬がある

今日から3月がスタート。穏やかに晴れているが浅間山の噴煙がすこし気にかかる。噴火レベルは依然3を継続中。軽井沢に降灰はなし。日中 0度という気温は心地良く感じられる。冬も終盤にかかり完全に寒さに慣れてしまったようだ。

こちらに移住してからというもの、自然とローファットミルクから遠ざかり成分無調整の牛乳を飲むようになった。そして、気づいた。冬の牛乳は、特に美味しく感じる。
なぜだ?

ツルヤ契約農場から直送される”しなの牛乳”これが、最近の私のお気に入りであるが、パッケージに、「牛乳・乳成分月別変動グラフ」が表示されていることを最近知った。そのグラフをよく見ると、12月~3月までの乳脂肪分は4.0 %前後と高く、夏(6月~9月)は3.7%と低い。牛の脂肪分は季節によって変化しているのだった。当たり前なのだろうが自然の摂理にびっくりである。そんな成分無調整牛乳を日々飲んでいる私の脂肪分も、おそらく冬の間は高いと思われる。しかも、ここは寒いのでなおさらだろう。東京に居た頃よりも動物と同じように脂肪を蓄え、寒さに備えているのではないだろうか。
移住前は体脂肪率が20%を切っていたはずだ。しかし、今は・・・。脂がのるのは肉や魚だけでなく、冬は牛乳も美味しくなる。清水牧場のブラウンスイス牛の牛乳は素晴らしいが、これもいま格別な味わいなのだろうな。

牛乳にも旬がある

time : 17:01 | コメント (0) | Trackback (1)