2004年12月15日
蒸し牡蠣Party
突然、軽井沢在住の友人夫妻から「北海道から牡蠣が大量に届いたのよ~。しかも私は牡蠣が嫌い!一緒に食べてもらえない?」と電話があった。その牡蠣は蒸して食べると美味だという。時間のあった私は夕方から食事の準備をして、友人夫妻と牡蠣の到着を待った。夫妻は大きな鍋2つを抱えてやってきた。殻つきの生牡蠣が山盛り入っている。私の想像をはるかに超えた量である。ほんとうにこんなに食べられるのだろうかと不安がよぎる。牡蠣の入った鍋に辛口の白ワイン(今回はイタリアのソアーヴェ)を1カップほどまわし入れ、蓋をして強火で蒸していく。蒸しあがるまで15分くらいかかるだろうか。4人とも不安と期待の混じった表情で待つ。初めての調理法はなんだか楽しい。まず、シャンパンとサラダで乾杯。シャンパンはモエ・エ・シャンドン ブリュット・ロゼ。シャンパンはそれだけで特別な気持ちにさせてくれるから好きだ。この時期の軽井沢にシャンパンクーラーは不要。暖房の無い部屋は立派な自然のクーラーとなる。サラダは今が旬の北海道産のタラを軽く焼いたものに、ルッコラなどの野菜を添えて、黒オリーブとワインヴィネガーのソースで。とても好評だった。さぁ、そろそろ本日のメインディッシュである牡蠣の登場。テーブルに鍋ごと運ぶ。蓋を開けるとふわーっと磯の香り。蒸された牡蠣は少しだけ口を開けている。生牡蠣ならば軍手が必要なのだろうけど、殻は柔らかくなり安心して素手で身を取り出すことができる。そこにレモンをギュッと絞り、牡蠣が嫌いな友人も恐る恐る口に運ぶ。「えー、おいすぃ~!!」と感動の嵐が走った。牡蠣の生くささなど無く、牡蠣の一番美味しい食べ方はこれ!でなないかと感じた。さすが地元の食べ方だ。あっという間に2つ目の鍋にも火がかけられ、ワインも3本目に突入。3本目に開けてみたのはヴィオニエ種のワイン。私はこのヴィオニエのアルコールの高い柔らかな味わいが最近お気に入り。舌の上に載せるとアルコール分で一瞬甘く感じるのだが味は極辛口と食事に合わせるにはちょうどいいと思っている。小布施ワイナリーの曽我さんもこの葡萄を試験的に栽培していて楽しみだ。蒸し牡蠣を堪能したところで、牡蠣の剥き身だけをエリンギ、ネギ、にんにく、唐辛子で炒めてみたがこちらも蒸した牡蠣がプリプリで美味しかった。
1つの食材をとことん愉しむPARTYもいいと感じた夜だった。素材の旨みを余すことろなく引き出す”蒸し料理”とても簡単なのでこれからも気軽にトライしていきたい。
余談だが、牡蠣には生食用と加熱用がある。売られている生食用は当然ながら洗浄回数が多いため、実は牡蠣本来の旨みを堪能するには加熱用の方がベストであると感じた。こんなに美味しい漁港直送の殻つきものを食べてしまった私達。もう剥き身は食べられないかもしれない。
|
|
|
posted:2004年12月15日 23:55
Trackback
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bornconduction.com/cgi-bin/blog/mt-tb.cgi/147






