Studio Born Conduction
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Born Conduction Life in 軽井沢
避暑地軽井沢で骨に響く豊かな生活を目指して奮闘中。Yuuko のつれづれ日記。

2004年09月30日

ラッシュ

ここ数日で、軽井沢は急に冷え込んできている。22:00現在の気温10.9度。明日の最低気温は8度の予報。まだまだ余裕の私。先日、上京したときは夜までノースリーブで歩いていたのだが、周りを見ればみなさんどこか秋の装い。で、私は体感温度の違いをひしひしと感じてしまった。1月ともなれば、こちらの最高気温はマイナス2度くらいなので、日中5度まで上がった晴天日には嬉しくてTシャツで雪かきをしてしまう始末。人間の適応力は凄いとつくづく感じている。
学生時代の友人から結婚式の招待状がポンと届き、出産の知らせが届き、まさにおめでたラッシュを迎えている。長く過ごした東京を離れていく友人もいる。みんなそれぞれの人生を歩んでいくのだなぁ。この秋は結婚式ラッシュで金欠になりそうだけれど、久々の再会を今から楽しみにしている。気がつけば今日で9月も終わり。今年も残すところ3ヶ月!どんな冬になるだろうか。どんな冬にしていこうか。

time : 22:17 | コメント (0) | Trackback (43)

2004年09月29日

温泉内風呂化

昨日は、佐久の岩場へ朝錬に行った。一週間しか空いていないというのにウォーミングアップ2本で上腕に乳酸がたまってしまった。まったく情けない。
今日は、筋肉をほぐすのと気分転換のため、雨の中トンボの湯に行く。
軽井沢に暮らしてから、温泉ホッピングは日常的なものになっている。今日のような雨の強いお昼どきは来館者も少ないので、ゆっくりサウナで汗を流し、露天風呂で四季の移ろいを楽しむ。湯を取り囲む花崗岩の石の連なりは、はるばる小豆島から運ばれてきたもので、イサム・ノグチの晩年のパートナーが石組みをしたもの。触れてみるのも楽しい。イサム・ノグチが晩年を過ごした香川県・牟礼を旅したことがある。石匠の町を歩きインスパイアされたことを思い出す。以前から石およびその彫刻は好きだったが、クライミングを始めて様々な自然の岩を触って違いを楽しむようになった。日本には様々な種類の岩がある。ちなみにホームゲレンデとなっている佐久の岩場は凝灰岩。小川山はヨセミテと同じ花崗岩。城ヶ崎海岸は安山岩。
夕方から雨足が強くなり、窓に雫があたるようになった。台風21号が通過中という。
浅間山が噴火して、我が家の屋根には沢山の灰が降り積もっていた。2つのトイレの明かりとりである天窓も役目を果たせない状態だった。この強い雨のおかげで灰は流れ、天窓からさんさんと陽の光が注ぐようになるだろう。もちろん、月明かりも。

time : 20:53 | コメント (0) | Trackback (40)

2004年09月27日

久々の小布施 お月さん

今日は一週間ぶりのクライミングになる予定だった。しかし、朝からどんよりと曇って時々小雨が降るという不安定な天気。フラストレーションの塊となっている旦那は、小布施の街と、長野のジム アートウォールに行きたいと元気満々。私は、小布施の街だけでお腹いっぱいになるはずだと心の中で思いながら上信越をひた走る。
小布施には、仕事で小布施ワイナリーに行く度に必ず食事をするお気に入りの店がある。桝一市村酒造の酒蔵を改装した「蔵部」という寄り付き料理の店である。改装を手がけたのは、香港在住のアメリカ人デザイナー ジョン・モーフォード。新宿のパークハイアット東京の内装をご覧になったことのある方なら想像がつくと思う。私はハイアットの空間は東京で一番スタイリッシュで居心地がいいと思っている。蔵部の内装からも同じ空気を感じることができる。ここが北信濃の静かな小布施であるということを忘れるくらい研ぎ澄まされているのだ。街は平日だというのに観光客でゴッタ返していた。小さな街なのに洗練された雰囲気を醸しており、なぜかほっとする。
蔵部では、お気に入りのカウンター席につき、目の前で焚かれるかまど飯と新鮮な刺身(ノドグロ・赤鯛・カツオ)、今が旬の豊野産マコモダケの天ぷらを食べる。食前酒には黙っていても大吟醸の生酒がついてくる。これも嬉しい。
旬の味を堪能して、小布施の街を歩いてみる。小布施の街では、オープンガーデンと言って、自宅の庭を自由に散策できる試みもされている。手入れの行き届いた庭を亭主の顔を思い浮かべながら眺めることができるのだ。庭づくりの参考になる。
歩いていたら、オープンホヤホヤのフレンチの店ヴァン・ヴェールも発見。
ここでは、小布施ワイナリーのワインをフリーで持ち込むことができるというから心憎い。次回はぜひ泊まりで行きたい。
「秋映」というリンゴも今が旬。このリンゴを食したことのない方はぜひ一度試していただきたい。私的には、ふじ、紅玉のふたつの魅力が凝縮されたような味でお気に入り。
夜、自宅で弟からもらったDVDの山の中から、スパイダーマンを観ることに。部屋の照明をすべて落すと、なんと美しい名月!そうか、今夜は中秋の名月、霧の舞う幻想的な夜。観る映画を間違えたかな。

time : 22:32 | コメント (0) | Trackback (40)

2004年09月26日

東京から戻って

3日間を東京と実家で過ごした。
東京はつい2年ほど前まで住んでいた街なのに、今では遠い場所という感覚。
見たいものを見て、会いたい人に会い、刺激を受けて帰ってくる。

今回は東京がとても蒸し暑くいつもより人が多い気がして、何度カフェに立ち寄ったことだろう。普段は車が足となった生活なので、どこへ行くにも歩きから逃げられないのがちょっと辛い。堅いアスファルトをよくヒールで歩いていたなぁ。しかも駆け足で。あの頃はえらかったなぁと思うのだ。
でも、今でも私は東京が好きだ。1時間10分でこれまでいた場所にトリップする。

日曜の夜、軽井沢駅に着くと濃い霧が降っていた。東京でなまぬるい空気に浸っていたので、この肌寒さは心地よい。家につくと、ストーブに火がともされていた。
庭のヤマボウシだけが真っ赤に紅葉していた。たった3日でこんなに赤くなるなんて思ってもみなかった。
ここ数日で夜の気温は15度を切るようになってきた。例年と比べると格段に暖かい。しかし、すこしずつ冬に近づいている。

time : 21:00 | コメント (0) | Trackback (42)

2004年09月22日

平日の運動会

昨日のクラッククライミングで、上全身の一部が筋肉痛になっている。
普段使わない筋肉を使っていた証拠。

今日は、軽井沢の中部小学校で運動会が行われている。えっ、平日なのになぜ?と普通は思う。
この町は観光地でサービス業に従事されるお父さん、お母さんが多い。だから、日曜ではなく平日にやるのだそう。我が家も平日休みだから、いずれそのほうが助かるのですね。

”秋の陽はつるべ落とし”とはよく言ったもので、この季節は18:30をまわると一瞬にして夕陽が沈み、漆黒の闇が訪れる。辺り一面が暗くなると少しずつ部屋の空気が冷たくなって薪ストーブに火を入れるもの。しかし、今年はもう9月下旬だというのにあたたかい(というより暑い)日が続いている。昨年の今頃の夜は、暖房のない仕事部屋にはとてもいられなかった。今年は余裕で夜中までここに座っていられる。

噴火以来、久しぶりに雨が降ってきた。この雨で火山灰が流れてくれるといい。紅葉し始めた木々本来の色が見たい。

time : 20:15 | コメント (0) | Trackback (29)

2004年09月21日

自然の庭園で遊ぶ

今日は一日中クライミングに没頭する日。
ちょっと寝坊したけれど、予定通り川上村にある小川山へ車を走らせる。小川山へは2ヶ月ぶりとなる。
川上村のレタスは最後の収穫時期のようだ。

小川山は、まさに自然の造り出した日本庭園。私の目指している庭はまさにここ。
ナナカマドが赤い実をつけ紅葉をはじめていた。夏にここへ来ると、むっとする草いきれを感じたものだ。
それが今はない。ただ、静寂。燃え出ずる紅葉を直前にひかえて。

ここに居るだけで癒されるのだが、クライミングもしなければいけない。
旦那のリクエストで、クラックを登る。
以前はまったくと言っていいほどできなかったジャミング(岩の溝に手を入れ、拳をつくったりしながら保持して上へ登る)が、効くようになっていた。しかし、ワイドクラックは厳しかった。とてもリードできるとは思えない。クライミングの中で私が最も逃げてきたものがクラックである。クラック(岩の割れ目)を登るのは、痛い、怖い、辛いの三重苦。しかし、クラックを登る技術なくしてはヨセミテで通用しないこともわかっている。だから、いつかは習得しなければならない。
フリークライミング全般(フェース、ハング、スラブ・・・)が上達すれば、きっとこの厄介なクラックも上手くなると信じている。そう思わないと、ますます嫌いになりそうで。これから紅葉の盛りとなる小川山。その美しいロケーションに勇気をもらって、食わず嫌いを克服する秋になりそう。

帰りに川上村のナナーズに寄った。珍しいきのこが沢山あっていくつかお土産に買って帰る。
我が家の庭にも、マツタケらしきものが生えていた。以前も生えてきたことがあるのだが、どうしても信用できないでいる。やっぱりマツタケなのだろうか?誰か教えてくれるといいのですが・・・。

マツタケ? 薔薇まだ咲くか?

time : 22:42 | コメント (0) | Trackback (40)

2004年09月19日

ホームパーティ

庭にある萩とオレガノを摘む。たくさんの灰を浴びてかわいそうに見えるが健気に花を咲かせている。
これを、水をはった大振りのグラスに入れキャンドルを浮かべる。
今夜は、軽井沢に本格的に移住を考えているY夫妻と夕食をともにする。

今年の夏は来客が少なく、静かだった。
久々のホームパーティになるので、午後から部屋の掃除。気合が入る。(私は来客が無いとすぐに部屋をちらかしてしまう性なので、パーティは大歓迎なのです)

訪れたY夫妻はとても気さくな方!で、軽井沢での仮住まい生活(4ヶ月)を満喫されているようだった。
おそらくとても美食家のような気もして、我が家の手料理で満足できたかどうかちょっと心配になるほど。
でも、おいしいと召し上がっていただけたようで一安心。
久々に東京の話が沢山できて楽しい夕食となった。

思う存分ホームパーティができる環境って、やっぱりいいなぁと思う。
9月の下旬となるのに、今年はまだストーブを点けていない。
火を眺めながらの夕食は、もっと、もっと楽しいものになる。Y夫妻、また極寒の季節に来てください。

time : 22:00 | コメント (0) | Trackback (41)

2004年09月18日

連休はじめ マグマ光る結晶

今日から3連休。天気は不安定だが、今日の日中だけはなんとかもちそう。
ということで、いつもの佐久へクライミングに行く。
今日から連休が続くので軽井沢には別荘族が沢山訪れると思うが、降灰した庭にはショックを感じると思う。昨夜のニュースで、浅間の火山灰が東京にも舞ったことを知った。黄砂が舞うこともあるのだから、不思議なことではない。地球はやっぱり丸いんだなぁ。

私にとっては1週間ぶりのクライミング(水曜日は二日酔いのため登れず)の今日。
ウォーミングアップ2本、長いルートのオンサイト1本、11グレードにTRで挑戦と手ごたえのあるクライミングができた。以前のように突っ込むようなクライミングはしなくなった。レストを忘れずに、ホールドをじっくりと探る余裕が出てきたのだ。この調子なら、冬の層雲峡アイスクライミングコンペにも出られそうだ。あっ、とその前に行きたい岩場、落したいルートが沢山ある。自分がどこまで頑張れるのか今秋は試してみたいと思っている。今日は、御代田在住のクライマーとルートの話ができたので参考になった。

夕方、自宅に戻ると、またうっすらと降灰していた。
なんでも今日の降灰はマグマが灰になったものらしく、ガラスのようなものらしい。良く見れば、キラキラと光る結晶を見つけることができる。

今日は疲れているのか、たった一杯のジンで眠くなってしまった。


time : 21:49 | コメント (0) | Trackback (30)

2004年09月17日

この灰 どこへいく

昨夜の降灰で、あたり一面雪景色のような軽井沢。

朝からデッキを掃く。教材にするための灰を集めるがあっという間にバケツはいっぱいになった。
火山灰の重さにはちょっとびっくり。庭の木々に降り積もった灰もできるだけ振り落としてあげる。
それから、車を洗車。火山灰の粒子は粗いので洗い流すだけにする。
雪の降った朝のように忙しく動き回る。
隣のおばあちゃんが、軽井沢でこんなに降灰したのは初めてだと言っていた。

灰の庭 灰の葉 灰のデッキ 教材用に採取した灰

この灰はすべて土に返って良いものなのだろうか?少しなら土壌改良かもしれないけれど、この量では確実に土壌は変化する。
灰といえば、強アルカリ性。
今年の夏から石けんを手造りしているのだが、石けんを造る際に使用する”苛性ソーダ”これは様々なオイルをけん化させるための灰と同じ強アルカリ性の薬品である。
古代ローマ人が石けんなるものを発見したときの面白い言い伝えがある。
神殿のある丘で、人々は祈りとともに神への捧げものとして動物を火にかけ、その動物の脂は灰の上にしたたり落ちていく。丘のふもとの川辺では女たちが衣類を洗っていて、川に流れこんだ脂と灰によって洗濯物の汚れが不思議と落ちていくことに気づいたというものだ。事実だとしたら、とてもドラマティックなお話だと思う。
マルセイユ石けんとか、オリーブ石けんといった自然のオイルを使った石けんはヨーロッパ産のものが多い。こういう歴史があるからかもしれない。
石けん造りはかつて灰が使われていたという。浅間の火山灰はどうなのだろう?
火山灰の組成と土壌への影響についてちょっと調べてみたい。

沢山の灰を初めて見たので、この灰はどこへいくのか?何かに使えないか?と思い、話が脱線してしまった。


time : 18:36 | コメント (1) | Trackback (41)

2004年09月16日

火山灰の舞う一日

朝、車にうっすらと火山灰がかかっていた。
あぁ、ついに昨夜はこちら(南側)にも降って来たのだなと思った。北風が吹くと軽井沢に降灰する。
自分の住む町で火山灰を浴びるのは初めての体験だ。

もう降らないだろうとスタンドで洗車してもらう。これが甘かった。
午後からずっと火山灰が降り続いた。車もデッキもみるみる真っ白になって、外に出れば灰が目に入ってしみる。
薪割りしようとするが、とてもできるような状態ではない。
火山灰が厄介なものであることを身をもって知ることになるとは・・・。
時折、ゴゴーンと浅間側から鈍い音が聞こえてくる。もう300回以上小規模な噴火が続いていて、過去のデータを見る限りでは噴火そのものは沈静化にむかっているようだ。

旦那の友人である教師から火山灰が欲しいと連絡がある。科学の教師であるので教材にしたいという。言われて見れば貴重なものだ。袋一杯欲しいそうだが、そんなにどっさりとは降っていない。

前職の編集プロダクションで一緒に働いていたE子さんが、今朝無事に男の子を出産した。本人がメールを打ってきたから、きっと安産だったのだと思う。彼女が子供を生むなんて忙しく働いていたころは想像もできなかったが、これから立派なママになっていくことだろう。彼女が産み落としたらやりたいこと その1 「我が家でワインがぶ飲み」をぜひやってあげたい。

夜20:00をすぎて、今夜は車通りが少なくて静かだなとブラインドを上げ外の景色を見てびっくりした。
小雪が舞うように降灰しているのだ!黒々としたデッキにはびっしりと火山灰が降り積もっている。
地面もそこにある木々も白くなり、いきなり雪景色の冬がやってきたかのよう。
車で旦那を迎えに行く。まるで濃霧の中を走っているようだった。
これなら、袋いっぱいに火山灰を集めるのは容易かもしれない。困ったことにそれほど降っている。

デッキが真っ白

time : 23:40 | コメント (0) | Trackback (37)

2004年09月15日

また?噴煙あがる

昨夜は久々にお酒を飲みすぎてしまった。
どれもいいお酒で、ついつい。特にあのモヒート美味しかったなぁ。気がついたら03:00をまわっていた。
情けないが今日は朝帰りで二日酔いの私。いつもなら心地よい陽射しがきつく感じて体にこたえる。

午後からクライミングに佐久の岩場に行くが、終始ビレーヤーに徹した。
自分が登れずにビレーヤーに徹するというのは、なんとつまらないものだろう。飲みすぎた自分に反省。

岩場をあとにして、夕方ふと浅間山を見るとモクモクとグレイの噴煙をあげているではないか!
振り返って車を止め写真撮影をしている人もいる。私たちはその噴煙のたなびく方角へ車を走らせる。
爆発音もなく何度も小さな噴火が繰り返されているようである。
夜のニュースは実に静かなものだった。
生きている山とともに暮らすとは、これが日常と思わなければいけないのかもしれない。

time : 19:10 | コメント (1) | Trackback (33)

2004年09月14日

リプロ表参道OPEN

長野市 善光寺表参道 セントラルスクエア向かいに、新しい試みのビルが本日OPEN した。
名前をリプロ(Re Project の略)表参道という。
昨年の7月から、信大 建築学部の学生を中心にプロを交えたワークショップを重ね、5階建ての元貴金属店ビルをリノベーションしたものである。
その様子は、雑誌KURAの連載 「街がよみがえる 善光寺表参道 KURAショップ出店プロジェクト」で毎号2Pにわたり紹介されてきた。
私もこのプロジェクトに空間コーディネーターとして参加させていただいた。

オーナーである野坂氏は老朽化の進んでいる貴金属店のビルを購入した際、駐車場として活用することを考えていたと言う。しかし、歴史ある参道にこれ以上駐車場を増やしたくないという商店会の意見もあり、街の再生を促すような魅力的なビルにすることを決意したのである。

では、5階建てのビルをどのようなものにしていくか。
この街に求められているものは?表参道に不足しているものとは?
毎月行われるワークショップの場では、様々な意見が飛び交った。

そして”表参道で生活する”が大きなキーワードとなり、目指すビルの全体像が見え始めてきた。

1Fは、長野県内のおいしいパンが毎日集まる新しい形のパンの百貨店 「Bakery’s Street&Cafe」
2Fは、信州のクラフトマン 「森世紀工房 工芸の杜信州の家具ギャラリー」
3Fは、テナントおよびオフィス
4.5Fは、善光寺を見渡せる最高のロケーションのアパートメント

表参道に面して建っているビルのため、外観の色彩についても熱いディスカッションを繰り返した。
最終的にしっくりきたのは、日本の色である 藍。
私は、現状あらわになっているビルの両側面も重要視すべきだと感じ、アパートの部屋ごとにばらばらになってしまうであろう窓もブラインドで色を統一し品良く仕上げることを提案。

4.5Fのアパートメントは、2つのフロアごとにエントランスの基調色を変えている。
一般的なアパートと比較するとモノトーンでとてもオシャレ!学生の1人暮しだけでなく、オフィスとしても活用できる間取りとなっている。

リプロ表参道外観 ベーカリーズ・カフェ カフェスペース

善光寺表参道は観光で立ち寄るだけでなく、もっと身近な生活感のある参道として生まれ変わろうとしている。ビルのネーミングも沢山のアイディアがあった。しかし、最終的に学生達がこのプロジェクトの愛称として呼んでいた”リプロ”という言葉に決まったのである。

一足早く(8月20日)オープンしている1FのBakery’s Street&Cafeは、連日沢山の人で賑わっている。
長い間、眠っていたビルに若い息吹が吹き込まれ、参道にも活力が感じられる。
私も長野県民となった今、愛する街や町づくりに微力ながら貢献していきたいと思う。

夜、このプロジェクトに関わった方々と打ち上げの飲み会をした。長野にはおいしくて雰囲気のいいお店が沢山あることを知った。
軽井沢に帰ることをやめて、長野市内を眼下に見渡す高台の家で夜景を眺めながらワインを飲んだ。
長野を愛するご夫婦と飲んだそのワインの味は、私にとって忘れられないものになった。

ご夫婦のネコ

time : 12:01 | コメント (0) | Trackback (41)

2004年09月12日

秋晴れ 朝練

今朝は、眠い目をこすりながら佐久の岩場へ行った。
自宅から岩場まで車で30分。車を停めて歩き3分。こんな岩場、東京にいたころは皆無だった。
室内のクライミングジムでも1時間近くかけて通っていた。仲間が羨む環境だ。
登り始めたのは朝の8:00。旦那の出勤時間まで1時間半のクライミング。
1人2~3本が限度だが、いいトレーニングになる。

久しぶりに抜けるような青空が広がり、心地よい秋の風が吹いている。
仕事部屋の窓からナナカマドの葉を眺める。少しずつだが紅葉が始まっているようだ。

昨日、須玉のおいしい学校で買って来たルバーブの苗をワサビの隣に植えてみる。
ルバーブの葉はフキの葉と良く似ている。未だに私はその違いがよくわからないでいる。
茎の色以外に決定的な違いがあるのだろうか?
フキノトウと同じように芽を出されたらやっぱりわからない。来春が楽しみだ。

ルバーブを植えてみた

time : 14:08 | コメント (0) | Trackback (37)

2004年09月11日

おいしい学校・津金のワイン

午前中、御坂に行く用があり久々に須玉から中央高速を走る。
御坂周辺でも葡萄栽培が盛んらしく観光葡萄園が軒を連ねていた。

帰りに須玉町津金にある「おいしい学校」に立ち寄ることにする。
かねてから、ここにとても美味しいイタリアンレストランがあることを知っていた。ぼのボーノという。
今年の6月と8月には、代官山カノビアーノのオーナーシェフ植竹さんがここでランチをふるまっている。

のどかな風景に日本最古の木造校舎が佇む。
12:30をまわり駐車場には既に30台以上の車がとまっていた。山梨ナンバーが大半を占めているが、品川ナンバーもちらほら。

ぼのボーノのおすすめランチコースを注文する。
この日はサラダまたはスープをチョイス、2種のパスタから好みのものも選ぶことができた。
これに、自家製パン、デザートのソルベ、エスプレッソがついてコストパフォーマンスも最高。
清潔感のあるオープンキッチン。サービスマンもプロっぽく、東京の美味しいイタリアンにひけをとらないセンスのある美味しさ!
このあたりは野菜がとても美味しい場所。夏野菜と一流のシェフの味を満喫した。

おいしい学校

おいしい学校の中にある売店で、ズッキーニとルッコラ、ルバーブの苗(やっと手に入った)をお土産に買って帰る。
TUGANEというワインをご存知の方はいらっしゃるだろうか。ぼのボーノで飲める日本ワインである。
ここ津金という場所には、ヴォー・ペイサージュというワイナリーの葡萄畑がある。
ワイン造りに魅せられた1人の青年が自らメルローを栽培し、非常にレベルの高いワインを仕込んでいる。
以前、私は日本のワインを紹介する仕事を進めていたことがあり、長野・山梨で本格的なワイン造りが行われていることを知った。須玉周辺は、いまワイナリー業界が注目する新たな葡萄栽培地と成長しつつある。日本のいいワインはいい葡萄を育てることから始まっている。
TUGANEのメルロー、秋の夜長にゆっくりと味わってみたいと思う。さあて、誰と飲もう。

参考:おいしい学校

time : 11:10 | コメント (0) | Trackback (37)

2004年09月10日

きのこの季節

冷たい雨の一日。
庭の山野草コーナーでは、水好きなサギ草が生き生きとしている。
サギ草はほんらい水耕栽培するものらしいけど、湿度の高い軽井沢では地植えでOKなのではないか?
そう感じて、私は地植えをしている。今のところ問題なし。
たまに山野草が好きな方が立ち止まって眺めてくれている。ちょっと嬉しい。

ギボウシ サギ草 散歩道のきのこ

今年もやってきた、きのこの季節。
ツルヤには地物のマツタケ、舞茸、リコボウがお目見えした。
我が家の庭にも、マツタケが生えていたことがあった。みんなは絶対にこれはマツタケだと言っていたが、最後まで信用できず鑑賞にとどめてしまった。残念ながら今はもう生えてこない。

香りマツタケ、味シメジと言うが、私のマイブーム きのこは、”トラさんエノキ”である。
食べたことのない方はぜひ試して欲しい。ツルヤのきのこコーナーにたまーに出没する。
甘み、シャキシャキッとした歯ごたえ、そして何よりもコク。
料理すると、エリンギといい勝負か?それ以上のマジックキノコである。

time : 20:07 | コメント (0) | Trackback (39)

2004年09月09日

ブランクを吹き飛ばせ

朝のニュースで台風18号の猛威を再び知った。北海道、暴風により前代未聞の倒木。
倒木と聞くともはや他人ごとではなくなる。庭に4本だけ残した唐松は、やはり切るべきかもしれない。
倒れてからでは遅すぎる。

晴れた午後、佐久の岩場へ向かう。
いつものフェースでウォーミングアップ。陽射しは強いがこの時期になると汗ばむことはない。
まさにクライミング ベストシーズンの到来。
初めて黄昏エリアへ足を踏み入れる。ついにやってきた11の壁。
力試しにトップロープでトライ。
豪快に確実にハングを超えていき見事に完登!努力すれば上へ上へといけるのだ。
ブランクを吹き飛ばし、すべて前向きに考えていきたい。

夕風にそよぐススキが美しかった。

time : 21:43 | コメント (0) | Trackback (43)

2004年09月08日

雑草の庭にも風情

昨夜は、勢力の強い台風18号の通過にドキドキした。
気象予報士が「猛烈な」という表現を繰り返していた。天気予報でこんな表現は滅多に聞かない。
幸い軽井沢は強風が吹くことなく済んだが、この台風 各地で大変な爪跡を残していった。
暴風雨ってほんとうに怖い。

今日は台風一過で、残暑が戻ってきた。
急遽、立ち枯れたヤマボウシの植え替えを行うことになり、朝から植木屋さんがやってきた。
新しいヤマボウシは沢山の赤い実をつけている。前のものより一まわり小さいが樹形は良く大方満足。
熟した赤い実を初めて食してみる。甘く、バナナのような・・・しかし、あまり美味しくはない。
野生の果実は種が多い。
沢山実がついているということは、花が実と同じだけ咲いたという証である。
来年の梅雨時期には見事な白花を咲かせてくれることに期待したい。

立ち枯れヤマボウシ ヤマボウシ移植作業中 移植作業完了

100坪ほどの庭の一部は自然に草が生えるのに任せている。
正直な話、成長著しい草との戦いに敗れて雑草の庭にしてしまったのだが、どうだろう。
雑草は充分魅力的だった。雑草とひとくくりにできない魅力的な野草も存在しているのだから。
春から夏の間はクローバーとタンポポに占拠されたが(私は好きだ)
夏の終わりが近づくと、静かに風情のある美人顔が登場する。私にとってそれは山萩とススキである。
今年は山萩が腰の高さまで成長し、初めてピンク色の花を咲かせている。

萩の花が咲きました

夕方、1時間半ほどスイム。
いつもだったら、そのままトンボの湯へ直行するのだが疲労困憊の今日はお休み。
リビングでマーラー 交響曲 第五番を聴きながら、カワンルマーのやさしい味わいのエスプレッソを飲む。

time : 20:00 | コメント (0) | Trackback (40)

2004年09月07日

立ち枯れたヤマボウシ

午前中、ふいに植木屋さんがやってきた。
今年5月、庭のシンボルツリーとして植えたヤマボウシ(高さ 幅ともに5メートルの見事な株立ち)が、
一向に元気にならないのだ。植木屋さんも心配して活性剤を与え続けてくれたのだけれど、
もうこの樹は来年芽吹く力を持っていないとのこと。
葉は枯れ落ち枝は丸見えになり、なんともかわいそうな姿。その枝はポキポキと音を立てて折れていく。
樹形も気に入っていたし、野鳥にも止まり木として定着していたのでとても残念。
仕方がない、新しいものに植え替えだ。

植木屋さんによれば、大きな樹の引越しは大手術を受けるようなものだという。
長年、根を下ろして成長してきた場所から新たな環境へ移動する時のダメージは計り知れない。
だから、植木屋さんは売れそうな樹は前もって根巻きをしておく。そうしても時には枯れる。

来週、新しいヤマボウシが我が家にやってくる。今度こそ、しっかりと根を下ろしてくれますように。
目指すは、川上村 小川山に広がる自然の雑木林。
リョウブ、ナナカマド、ムシカリ、ドウダンツヅジ、ヤマボウシ、山野草の奏でる庭。


time : 17:42 | コメント (0) | Trackback (39)

2004年09月06日

はじめての煙突掃除

今日は、いよいよ訪れる冬に向けて煙突掃除を行うことにした。
不安定な天候が続いているので、久々に晴れた今日を逃がすといつになるかわからない。
薪ストーブを焚いて2シーズンが経過し、今回が初めての掃除となる。

いつものクライミングスタイル(ハーネスをつけて、フラットソールを履いて)に着替え、
先日購入したばかりの7メートルのスライド式梯子で屋根に登り、
錘つきのブラシを煙突の中で上下させてタールをこそぎ落すという作業に挑戦する。

屋根の上で作業を始めた旦那は、煙突の陣笠の大きさに驚いている。
遠くで見るのと、間近で見るのとでは大きな違い。
まずこの大きな陣笠をはずす。予想以上に重いようだ。
屋根の上で歩き回ったり少しの作業をすることは、
クライミングしている人間にとってそれほど難しいことではなかった。作業は一時間ほどで終了した。
タールはほとんどついていない。
やはり煙突を直線に配置したことと直径が太いことが大正解だったようだ。
自分たちで、愛する薪ストーブのメンテナンスができたのだ。これはかなり嬉しい。

我が家は、家のプランニングをしていた頃、3台の薪ストーブ導入を考えていた。
しかし、妥協をして1台にとどめてしまった。その結果、仕事部屋は冬の間いられない寒さとなっている。
いつか、私の仕事部屋に「T ONE」というスマートな薪ストーブを入れるのが夢だ。

T ONE ストーブの紹介 -青い空-

time : 15:57 | コメント (1) | Trackback (44)

2004年09月05日

秋の夜長はポジ整理

土日ともに時折強い雨が降り続く軽井沢。
大雨、洪水、雷 警報もでている。まるで沢のように水の流れている道路もある。
大地は、これでもかというほど沢山の水を蓄え、
紅葉を間近にひかえた木々は最後の緑色を一層輝かせている。
しっとりとした高原の夏はもうすぐ終わる。そう予感させる涼しくてちょっとはかなげな週末。

こんな外に出られない日は、家の中でしかできないことをしよう。

一昨年から、たまりにたまっている写真(ポジ)の整理を開始する。
ポジとスケジュール帳を照らし合わせていく。
当時の写真を見ていると鮮明に記憶が蘇ってきた。
思い出に立ち止まり、なかなか整理が進まない。
写真は撮ったら即、記憶の鮮明なうちに整理すべきと反省。

この整理がつかないと、Born Conduction Houseの記録もUPできないので頑張ります。

日曜午後から、ここ軽井沢で数回の弱い地震を感じた。
一瞬、浅間山がまた噴火するのかと思ったが、近畿地方で震度5弱の地震が発生していることを知った。
噴火よりも、地震や地震による津波の方がずっと怖いものかもしれない。

time : 17:55 | コメント (1)

2004年09月03日

有笠でクライミング ムササビの訪れるわが庭

ここのところ台風が立て続けにやってきて、不安定な天気が続いている。
今日だけは晴天が期待できそうな予感。
ということで、群馬県中之条にある有笠山へクライミングにでかけた。

暖傾斜の岩は連日の雨でしっとりと濡れているが、前傾壁は問題ない。
1週間ぶりであったが、佐久の岩場でのトレーニング(朝れん)が効いているのだろう。
想像以上に体が動いて、可能性を感じる登りができたと思う。
これからの季節は岩のコンディションも良くなるから、今年の目標をクリアするべく頑張りたい。

心地良いクライミングの疲労感に包まれた夜、我が家の庭にムササビのカップルが現れた。
キーキーという高い声で相手を呼びながら、唐松林を自由自在に飛び回っている。
白いマントが星空を舞う姿を想像してほしい。彼らと同じ環境で暮らしていることを幸せに思う。


ムササビ夫婦

time : 17:20 | コメント (0)

2004年09月02日

浅間山 噴火しても愛着あり

噴火から一夜明け、静けさを取り戻しつつある軽井沢。
しかし、TVをつければ噴火関連のニュースがひっきりなしに伝えられている。

軽井沢に暮らそうと思い土地探しをしていたころは、
時折噴煙をあげる浅間山があまりにも身近な距離にあることを怖いと感じたものだ。
しかし、いつしかそんな浅間山に愛着を感じるようになっていった。
生きているのだから、いつかは噴火するのだろうな。
今回の噴火で、噴火がどのようなものか少しだけわかった気がした。

東京で働いていた頃の同僚の何人かから久々にメールが届いた。
噴火の心配とともに近況報告が綴られている。三十路ともなるとドラマティックな報告が多い!
再会が楽しみだ。

time : 16:31 | コメント (0)

2004年09月01日

浅間山が噴火

今日から9月がスタート。
オリンピックも閉会し、選手が次々に凱旋帰国している。
むっとする暑さの午後、気も身体も引き締めて行こうとプールで1時間半ほどスイム。
夜8時ころ、リビングでひとり夕食を食べていると、ドシン!という爆発音がオフィスの地下のあたりからした。ものすごい縦揺れで建物の梁が一部折れたようにも感じる。地下で何かが爆発したのか?あるいは雷が落ちたのか。慌てふためいてオフィスを見回すと床に粉が吹いている箇所があり、火薬のような臭いも感じられた。暗がりの中、地下室へ向かう。ドアを開け、見回す。黒こげの光景を目にするのではないかという恐怖。しかし、何にも変化は見られない。近所の人達が慌てているようにも見えない。TVもラジオも電気もついている。あぁ、たった今何が起こったのだろう。
途方もない不安を抱いているとき旦那から電話があり、浅間山がたった今、噴火したことを知った。
爆音の原因がわかっただけで、私はほっと胸をなでおろした。

その夜のTVは、トップニュースで浅間山の噴火の様子が実況中継された。マグマが噴出する様子。群馬県では噴石と火山灰が舞っていた。幸い、南側の軽井沢は無害である。しかし、あの爆音と振動はなんだ。活火山とともに生きる町であることを再認識した。
両親、友人から励ましの電話が鳴り続けた。
今回の噴火レベルは5の中の3であった。今後、大噴火が起こらないことをただただ願う。
夜中までヘリが旋回していた。月明かりもあり眠れぬ夜となった。

time : 21:08