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リゾートクライマー活動記録

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2005年02月25日

霧積温泉(No.4)

当初は相沢奥壁の氷爆に行く予定だったが、よんどころない事情で霧積に転進。1ヶ月ぶりの霧積は、前回より発達しており、右のツララも安定しているように見えた。気温はやや高めだが、陽が差さないので少し肌寒い。

氷結状態

まずは真中のラインをリードで上がり、いつものトップロープ支点にセットする。ここのところ暖かい日と冷え込みが厳しい日とが交互に来ているため、概ね良好だが部分部分で悪い箇所がある。ロワーダウンで降りて奥さんと交代し、スクリューを回収してもらう。その後、長いルートを想定して3本連続でラインを変えて氷柱を登る。木曜日と言うこともあってか、アックスの穴は殆ど再生されており、打ち込み中心で登る。

氷柱を登る

お昼の後は、右のツララにトップロープを回し、バーチカルのトレーニング。昨年よりは発達が少ないようだが、ツララの一番細いところで直径30cm程度、ずいぶん登られているらしく途中でツララが折れてステップができていた。上部は素直な氷のカンテで、氷が緩んでいるせいかアックスが一発で決まり登りやすかった。カウンターバランスを心がけて登ったら楽に登れた。ツララの取り付きは水滴が多く、すぐに抜けないとずぶ濡れになってしまう。
奥さんも始めてノーテンションで抜け、最後に回収がてら2本立て続けにラインを変えて登る。2本目はさすがに腕にきて、途中アイゼンが外れてテンションかけてしまった。

ツララを登る 見事完登

まだまだ朝晩は冷え込んでいるので、もう少し霧積も登れそう。実際コンパクトなエリアなので飽きてはいるが、遠くのエリアにいけないときや、思いついたときに気軽にこれるのが嬉しい。帰り際、ダムサイトで登っているクライマーを見かけた。ダムサイトの氷柱も厚みが出ているので登り時かもしれない。

アプローチ情報
霧積温泉までの林道は、所々ブラックアイスになっており、スタッドレスタイヤorチェーンが欲しいところ(変にブレーキをかけなければノーマルでも抜けられるかも)。午前中早い時間は氷結しているが、午後になると緩んでシャーベット状になっていた。

コースタイム
軽井沢(8:45)-霧積温泉(9:30)-登攀(10:20/13:50)-軽井沢

time: 15:16 | コメント(1) | Trackback | Category (アイスクライミング)

2005年02月22日

八ケ岳 南沢大滝

シーズンも終わりに近づき、長く難しいアイスルートに向かうための最終仕上げをしようと考えて、先週行けなかった南沢大滝に行くことにした。今シーズンの南沢大滝は近年にない氷結状態とのことだったので、是非登っておきたいと思っていた。事前情報では階段状になってⅣ+程度だとか、既に緩んできて刺さりが良く簡単だったと聞いていたので、あっさり登れると思っていたのだが、実際は予想以上に難しく、リードトレーニングは玉砕に終わった。

前回は軽井沢を出発するのが遅かったので、5:00過ぎに軽井沢を出る。この時点で軽井沢はマイナス12度。ここ最近では一番冷え込んでいる。順調に佐久、野辺山を過ぎ、雪の林道を詰めて美濃戸まであがる。平日だと言うのに結構車が停まっている。前回よりも短い時間でアプローチでき、大滝下に付くとガイドの3人パーティと学生らしい3人パーティがいた(登山道との分岐に年代もののガッシャー(縦のキスリングと異名をとったICIオリジナルのザック。安くて大容量だが死ぬほど背負い辛い)が3つおいてあったので)。学生3人パーティは見学に来ただけのようで、すぐに帰っていった。

氷結状態

目の前にそびえる南沢大滝はこれまでのどの写真で見るよりも大きい。数年前来た時は左右に2ラインくらいしか取れなかったのだが、緩傾斜部から立ち上がる垂直部分のすべての面が登れそうだ。ガイドパーティは左のやや短いラインをリードして右側にトップロープをセットしていたので、続けて我々も短い登攀距離のラインに取り付いた。ガイドの方が「冷え込みすぎて氷が硬く乾燥していて登りにくい」とおっしゃっていたが、取り付いた瞬間にそのことを理解した。気温はマイナス16度。ここ数日冷え込んでいたようで、氷はとてつもなく硬い。積った雪が凍ったらしい部分もあり、所々脆い。アックスが決まった感触が薄く、気温が低いこともあっていつもリード時に使っているマムートの薄手のグローブではあっという間に手の感覚がなくなってしまった。垂直部でスクリューを1本セットしたところで手が動かなくなり一度取り付までロワーダウンし、ブラックダイアモンドのアイス用グローブに買える。再度リードを試みるが、アックスを決めるのに消耗して、2本目をセットした時点でだいぶ消耗し、3本目以降はアックステンションのお世話になってしまった。フィフィテンションは基本しないつもりでいたので、フィフィの長さなどの調整をしておらず、スクリューを決める毎に苦労する。ガイドの方にセットしてあったスクリューを使っていいと言ってもらっていたが、最後のスクリューから滝の抜け口まで長く、スクリューを追加してしまった。どえらく苦労して上に抜けた時には既に1時間たっており、ビレイしていた奥さんは固まっていた

氷結状態

これよりも長いラインをリードする元気もなく、トップロープをセットして練習することにした。結局リードしたラインをもう一度登り、真中の長いカンテラインをトップロープで登って時間切れ。真中のラインも凹各状になっていてステミングができて登りやすいのだが、途中からカンテを登るようにしたので最後は大変だった。これまでここまで長く、硬い氷は初めてで、少し自信があっただけにスムーズに登れないことはショックだった。ガイドさんの登りを見ていると、全く力を使わずにカウンターバランスでひょいひょい登っていく。長いバーチカルルートを登るには、以下に力をセーブしてレストしながら登ることが重要だと再認識させられた。まだまだ南沢大滝は登れるので、シーズンオフまでに後数回は来よう。まずはここで登れなければ次は難しいだろうし。

唯一、ガイドの方が「今年の南沢大滝は大同心大滝や摩利支天大滝よりも難しいですよ」と言っていたのが救いかも。事前情報とはずいぶん違っていたが、それもアイスの面白さと言うことで、めげずにがんばろうと誓いながら軽井沢に戻った。
(そして戻ったら小淵沢のホテルでシステムトラブルがあって24回も携帯に着信があったことに気が付いた。近くにいたのに...)

アプローチ情報
美濃戸口から美濃戸までの林道は、食い付きのいい圧雪だったので、3年目のスタッドレスタイヤだけでも不安はなかった。所々氷の轍があったが、特にタイヤを取られることはなかった。美濃戸の駐車場に行くと殆どの車がスタッドレスにチェーンを撒いていたが、そこまでの必要はないと思う(単に軽井沢の裏道の方がブラックアイスで悪いということもあるけど...)。

コースタイム
軽井沢(5:10)-美濃戸(7:30/8:10)-大滝下(9:20)-登攀(10:20/15:45)-美濃戸(16:15)-軽井沢

time: 21:56 | コメント(1) | Trackback | Category (Area95:八ヶ岳) | Category (アイスクライミング)

2005年02月18日

湯川(No.7)

久しぶりのアイス。
乱菊の氷柱は晴れている日はもうだめかも。

後で。

time: 20:44 | コメント(1) | Trackback | Category (アイスクライミング)

2005年02月07日

神津牧場

近場のアイスゲレンデ第二段で、神津牧場に行った。以前入っていた山スキー主体の山岳会にいた頃一度訪れたことがあるのだが、上手な人について行っただけなのですべて忘却の彼方だった。その時はアパッチ・シャインアンには取り付かず、チェロキーとⅤ-のツララだけ登って帰った記憶がある。今回は、アパッチ・シャインアンをリードで登ることを目標に、昨日のスキーで膝を捻って乗り気じゃない奥さんを無理やり引っ張って軽井沢を後にした。

和見峠から下仁田に向かう山道を下り、荒船の湯の先から屋敷に向かう小道に入る。屋敷の集落から先は、所々ウォーターアイスが急傾斜の林道全面を覆っており緊張する。10分ほど林道を走ると神津牧場の下の高原状のところに駐車スペースがあったので、そこに車を停める。いくつか雪道に踏み跡があったので、正しいアプローチを探していると神津牧場方面から軽トラックに乗ったおじさんがやってきた。話を聞くと、鹿や猪の罠を設置しているとのこと。駐車スペースから水平に向かっている踏み後はおじさんのものらしい。おじさんにクライマーが利用している踏み跡の場所を聞いたので、駐車スペースから数分下ったところにあるしっかりとしたトレースを見つけることができた。

神津牧場のはずれがアプローチ

トレースが氷化した尾根道を下って沢床に立ち、対岸に移るトレースをたどるとインディアンサマー広場に出た。氷柱はまだまだ発達途中という感じで、垂直部はツララの集合体で水流が全面的に流れている。不動の滝F2のようだ。奥さんはやっぱり昨日捻った膝が痛いようで、アプローチでだいぶ痛めつけられたようだ。今日は登らないといっているので、ちょっとだけ登ってすぐに帰ることにする。

氷結状態は今ひとつ アパッチをリード Ⅴ-のツララ

まずは多少はまともそうなアパッチに取り付く。緩傾斜部を氷が硬そうなところを選んで登り、氷柱の下に出る。氷柱正面はツララ状で無理。右裏から回り込むラインが唯一登れそうだ。二段になっている80度位の氷柱を登ると、右の岩に頭を抑えられるので氷柱正面に身体を出さないといけない。脆そうに感じたので、いつもの日和癖が出て一度その場からロワーダウンしようとしてスクリューにフィフィをかけてしまった。しかし、下からの「今日は行けるよ!」という声に押され、落ちても大怪我はしないと気合を入れなおし登りなおす。すると特に問題なく氷柱部を越えて上に抜けられた。体感はⅤ-くらい。うーむ。フィフィテンションが勿体ない。その後トップロープをセットして、アパッチを別ラインから1本、シャイアンを水流でずぶ濡れになりながら登る。トップロープであれば全く問題ない。

少し早いが帰りのこともあるので撤収する。課題はトップロープ時と同じようなムーブをリードの時にも行えるようになること。それさえ克服できれば、今シーズン中にⅥ-くらいまでは何とか見えてくるんじゃないかと思う。

帰りは林道を神津牧場方面に進むと、特に困難も無く神津牧場に出れた。軽井沢からだったらこちらから来た方が良いかもしれない。時間があったので、内山牧場を経由して佐久志賀に抜けてみた。静かな別荘地内の雪道で楽しかった。志賀の採石場の前を通り、佐久の岩場でいつも聞こえていた爆発音の正体も見ることができた。

time: 17:18 | コメント(1) | Trackback | Category (Area93:上信越) | Category (アイスクライミング)

2005年02月06日

根子岳 山スキー 途中敗退

出発が遅く、ガスってきたので途中敗退。
やはり山は早出が基本。

後で。

軽井沢(8:50)-峰の原スキー場上の駐車場(10:30)-出発(11:00)

time: 19:54 | コメント(1) | Trackback | Category (バックカントリースキー)

2005年02月04日

吾妻渓谷 不動の滝

今日から5日間はリフレッシュ休暇だ。今回の休暇では、近場のアイス・山スキーのエリアを登りこむことにした。まずはウォーミングアップのつもりで、まだ行ったことが無い吾妻渓谷の不動の滝に登りに行くことにした。
軽井沢からR146を北上し、一度道を間違えたが1時間もしないうちに不動の滝の駐車場に着く。カメラマンの車が2台止まっているがクライマーは他にはいないようだ。準備をすませて、アプローチのゴルジュを進むと、すぐに不動の滝の全貌が見える。すごい迫力で、本当に下界のすぐそばにこんな滝があるなんて驚きだ。ゴルジュを抜けるのにはアイゼンとハーネスが欲しい。アプローチ自体は10分程度なので、ハーネスは駐車場でつければよかった。

不動の滝を望む ゴルジュをアプローチ

F1下の広場でロープを付け、早速リードで取り付く。ここ数日の寒気のおかげで、氷結状態は良さそうだ。その中でも状態が良さそうな真中のラインを登っていく。これまで登りに行っていた湯川や南沢に比べると傾斜も緩く、快適にロープを伸ばせる。

F1をリードする

落ち口は氷がやや薄く下を流れる水流が見えていたので、氷を割らないように丁寧にフッキングして抜ける。リードに所要した時間は30分程度。スクリューはちょっと大目に8本使った。奥さんにフォローで登ってもらい、F2に向かう。

ブルーアイスが美しいF2は、先週までの記録では発達がまだまだで登れなかったと出ていたが、見上げてみると上部の垂直部分はツララの集合体で悪そうなものの、なんとか登れそうだった。最悪途中で降りても滝の右にあるルンゼを登り、裏から回収すればいいと安易に思って取り付く。思えばこれが大きな間違いだった。

F2 F2にリードで取り付く この位置まで登る

F2の緩傾斜の部分はカリフラワー状の氷で、見た目以上にいやらしい。カリフラワーの根元はツララ状ですぐに割れ、頭頂部はとてつもなく硬い。スクリューを打っても、カリフラワーごと吹っ飛びそうで嫌な感じ。垂直部下のテラスに乗り越す部分で1.5m程のツララを気合で登ると、垂直部は下で見る以上にもろいツララの集合体で、全面に水流が滴っている。スクリューも指一本で入り、全く信用が置けない。上手な人なら何とか登ってしまうのだろうが、まだまだ悪場のリードには慣れていないので、この地点から懸垂することにした。
アバラコフをセットしようとしたが、カリフラワー状の氷ではアバラコフを作れず(もっとも作ったことが無いので技術もないのだが)、仕方なくスクリューを3本残置して懸垂する。

合計22000円以上するスクリューを回収しなければならない。最初、F2すぐ右の岩混じりのルンゼをつめようとするが、思ったよりも傾斜があり、岩ももろかったのでクライムダウンする。この場には二人しかいないので、リスクが少ない左岸の尾根から回っていくことにする。雪の斜面を右上して行くが、尾根に出る部分が不安定な雪が乗ったスラブで大変いやらしい。稜線までは思っていた以上に遠く、30分ほどかかってしまった。尾根を越えると反対側は急な斜面になっていて、F2から続く沢床が見える。F2の上に2つほど大きな釜を持つ滝があり、滝の下にうまく立てるように斜めに懸垂をしていく。都合3回の懸垂で下から見ていたコルの裏に立ったときは、既に1時間30分ほどかかっていた。F2上の灌木まで氷の踏み抜きに注意して移動し、ようやく回収ができた。懸垂しながら見てみると、上部はやはり薄く、今の自分の実力では厳しかったと思う。敗退の仕方は工夫が必要だったが、敗退の判断自体は間違ってないだろう(そもそも登らなければ良かったと後で奥さんに指摘されたが、その通り)。

敗退中

F1の下に降り立った時は既に16時を回っており、今日はこれでおしまい。F2に取り付かなければ、F1を後1~2回程度は登り降りできただろう。前哨戦のつもりが全力を使い切ってしまった。誰もいない平日に登ることが多い我々は、無理をしないことと、何かあった場合に自力で何とかできる準備は必要だと痛感した。

軽井沢(8:05)-駐車場(9:00)-F1 登攀開始(10:30)-F2 登攀開始(11:40/13:30)-回収終了(15:45)-下山(16:30)

time: 18:39 | コメント(5) | Trackback | Category (Area93:上信越) | Category (アイスクライミング)

2005年02月01日

御場山西ルンゼ 偵察

Shukla さんのHPに載っていた御場山西ルンゼが軽井沢からとても近そうだったので、奥さんの実家に薪をもらいに行く途中で偵察に寄って見た。
詳しいトポを持っていないので、25000分の1地図で大体あたりをつけ、和見峠から下仁田に向かう道を下る。途中で高立に向かって左折すると、すぐ前に独立した岩山が見えてきた。あれが御場山だろう。川沿いの道をちょっと走ると神津牧場へ向かう林道にぶつかるが、その手前の民家へのアプローチのような細い道を左折すると、御場山登山道の駐車場に出る。駐車場は工事でユンボが入っているようで、結構広く除雪もされている。駐車場からトレースに沿って登山道を歩き、5分程度で西ルンゼのF1に出る。登山道の脇にどんと凍った滝が現れるのもすごい。Shukla さんの記録に比べると発達しているようだ。水流が少し流れているけど、十分リードで取り付けるだろう。近いうちに登りに来よう。

軽井沢の自宅から駐車場まで20分ほどだった。霧積よりも近い。F1を見学して駐車場に戻る頃には、この冬一番の寒気の影響による雪が降り始めた。下仁田まで来ると晴れていたが、御場山の辺り長野側の天気の影響を受けるのだろう。アプローチの途中の民家でも薪を家に運び込んでいた。軽井沢は、1日夜から本格的な降雪になった。御場山の辺りも10cmくらいの積雪はあったかもしれない。

御場山西ルンゼF1

time: 11:21 | コメント(2) | Trackback | Category (Area93:上信越) | Category (アイスクライミング)